健康関連行動(アドヒアランス:adherence)は長期の医療・介護費用や生命予後、臨床指標にどれだけの影響を与えるのか? そんな予測モデルを東大病院が開発しました。
具体的には、医療ビッグデータとAIを応用し、アドヒアランスが長期(48か月間)の医療・介護費用や生命予後、他の臨床指標に与える影響を約5万人(循環器領域)のコホートで検証しつつ、予測モデル(10水準のASHROスコア)を開発したとのこと。
こうした予測モデルの開発は世界初。将来の臨床経済的なリスクを予見するため、行政者は保険財政(医療・介護)の管理に、医療者は疾病予防の促進に活用することで、疾病負担の改善と社会保障の発展に貢献すると期待されます。
(庄子 育子=Beyond Health)
以下では、2021年1月1~7日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。
【ビジネス】
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【プロダクト/サービス】
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【要素技術】
(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)