テルモは、センサーを腹部などに貼り付けるだけで、血糖変動を連続して測れる持続血糖測定器「CGMシステム」の新機種を7月27日から、全国の医療機関向けに発売したと発表しました。CGMは皮下の間質液中のグルコース濃度を継続的に自動測定し、グルコース値の変化を常時デバイス上に表示する医療機器。米国のデクスコム社が製造し、テルモが日本での独占販売権を有しています。

 従来機種では、患者が測定値を見るのに専用のモニターが必要でしたが、新機種ではスマートフォンのアプリでも閲覧可能とのこと。またアプリを介して、測定値を5人まで共有できるので、医療機関と連携し遠隔診療などにも活用できるといいます。さらには、20分以内に低血糖になる可能性を予測し、「緊急低値リスクアラート」として患者に知らせる機能も搭載されています。

 こうした、糖尿病患者にとって極めて重要な日々の血糖管理やリスクコントロールがしやすくなる製品が登場するも、現在、公的医療保険が適用されるのはインスリン療法を施行中の患者のみ。今後の保険適用の拡大にも期待したいところです。(庄子 育子=Beyond Health)


以下では、2021年7月26日~30日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)