食事管理アプリ「あすけん」を開発するasken(東京都新宿区)と、習慣化アプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ(東京都港区)は、糖尿病患者や食習慣が気になる人向けの食事改善支援として、11月9日より共同で「糖尿病生活習慣改善チャレンジ」を開始したと発表しました。
同企画は、AI食事管理アプリである「あすけん」(国内会員数640万人)を使って食事記録・管理を行う一方、同じ目標を持つ仲間がチャットで励まし合いながら習慣化の実現を目指すアプリである「みんチャレ」(ユーザー数90万人超)の仕組みを使って、チームで目標の達成を図るもの。1人では続きづらい食生活の改善も、仲間と一緒であれば、無理なく楽しく続けられるというわけです。
企画に先駆け2021年5月に行われた「BLUEサークル糖尿病改善チャレンジ」(糖尿病の食事管理に「あすけん」を使用しているサークルのメンバーが、「みんチャレ」でチームを組み、情報交換をしながら1カ月食事改善を行った)では、参加者全員が1カ月継続し、「あすけん」で計測される「あすけん健康度」の指標が平均で15ポイント向上したと言います。今回の企画の成果が楽しみです。(江田 憲治=Beyond Health)
以下では、2021年11月8日~12日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。
【ビジネス】
-
askenとエーテンラボ、糖尿病患者や食習慣が気になる方の食事改善を支援するための共同企画「糖尿病生活習慣改善チャレンジ」を開始
-
プレシジョン・富士通Japan・名古屋医療センター、電子カルテシステムとAI診療支援「今日の問診票」を連携させた実証実験を開始
-
SheepMedicalとジャパン・ポダイアトリー・アソシエーション、アスリートに対し足を中心としたバイオメカニカルなサポートを共同で行う業務提携を開始
-
ザイオソフト、日本呼吸器学会と「COVID-19 後遺症に関する実態調査」で胸部コンピューター断層装置(CT) による共同研究を開始
-
MSD、軽症から中等症の新型コロナウイルス感染症治療の経口抗ウイルス薬として開発中のモルヌピラビルの供給に関して日本政府と合意
【プロダクト/サービス】
-
シーメンスヘルスケア、CT装置と免疫生化学分析装置を搭載したモビリティソリューション「Medical-ConneX」1号機を伯鳳会グループに納入
-
ロジック・アンド・デザイン、医療用リアルタイム画像鮮明化装置「MIEr(ミエル:Medical Image Enhancer)」を発売
-
クロスログ、在宅医療専用スケジュール管理ソフト「CrossLog」とクラウド型電子カルテ「セコムOWEL」がシステム連携
【要素技術】
(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)