千葉大学発のスタートアップで、救急医療支援システム「Smart119」を開発・運用する「Smart119」(千葉県千葉市)は、山梨県の「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」に採択された同システムの実証実験を、韮崎市、北杜市、甲斐市を管轄する峡北消防本部で実施。救急活動における病院選定・交渉時間を、通常の電話連絡に比べ、平均7分6秒短縮する結果が得られたと発表しました。 

「Smart119」は、音声認識とAIを活用し、救命に必要となる情報を、住民、消防指令センター、救急隊、医療機関が同時共有するデジタル型のシステム。電話連絡による従来型に比べ、救急活動の時間的ロスを防ぐ効果が期待できます(関連記事:デジタル化から取り残された救急医療現場を改善したい)。

 峡北消防本部では、年間4000件を超える救急出場があり、そのうち救急搬送困難事案(救急のたらい回し)と言えるケースが、およそ5件に1件の割合で発生していると言います。県下の救急搬送困難事案の解決に取り組む山梨県は、今回の実証実験の結果などを踏まえ、システムの導入を検討する予定です。(江田 憲治=Beyond Health)


以下では、2021年2月21~25日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)