花王とPreferred Networks(PFN)はこのほど、個々人の健康や生活などに関する情報を一部のデータから推定できる「仮想人体生成モデル」のプロトタイプを共同開発したと発表しました。同モデルは、健康診断などで得られる身体に関する項目やライフスタイル(食事、運動、睡眠など)、性格傾向、嗜好性、ストレス状態など、1600以上の項目を備えており、ある項目のデータを入力すると、別の項目の推定データを出力できると言います。

 例えば健康診断結果を入力すると、モデルが備える他の推定値が網羅的に導かれ、睡眠の質などの推量が可能に。また、仮定のデータからシナリオを導くことも可能で、現在の状態からもし2kg体重が少なかった場合、どの項目がどの程度異なってくるかを推定して、それぞれの人に適した健康目標を策定するといった活用の仕方もできます。

 両社は今後、協業する複数の事業者と2022年中の実用化を目標に検証を進め、2023年初頭を目標に同モデルをAPI経由で提供する方針。様々な活用方法が考えられるだけに、今後の展開が注目されます。(庄子 育子=Beyond Health)


以下では、2021年2月28日~3月4日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)