医師向けコミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピア(東京都中央区)の連結子会社であるMediplat(メディプラット)と、カルチェア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループ会社であるCCCマーケティング(東京都渋谷区)は、共同事業のヘルスケアサービスとして、ヘルスケアアプリ「Tヘルスケア」の提供を開始したと発表しました。
「Tヘルスケア」は、T会員(会員数約7000万人)を対象としたもので、アプリ上で仮想ウォーキングラリーを体験しながら、毎日の歩数・消費カロリー・移動距離を記録できるヘルスケアアプリ。歩くことで「マイル」が貯まり、貯めたマイルを申請するとTポイントが獲得できるなどの仕組みになっています。iOS向けは、App Store 無料Appランキングの「ヘルスケア/フィットネス」カテゴリで1位となるなど、好評を博している模様です。
両社は今後も、Tヘルスケアを基点とした新たなヘルスケアサービスを展開していく予定。どんなサービスや事業に発展していくのか、楽しみです。(江田 憲治=Beyond Health)
以下では、2021年4月4~8日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。
【ビジネス】
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メディカル・データ・ビジョン、DeNAと健康および医療の社会課題の解決のためにヘルスケア事業で協業を検討することで基本合意
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エルピクセル、医療機器の特性に応じた変更計画の事前確認制度を活用し「EIRL Chest Nodule」の変更計画確認申請を実施
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アルム、「ルワンダ国急性期疾患の救命率を向上させる遠隔診断医療ネットワークシステムの普及・実証・ビジネス化事業」がJICAに採択
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ケイスリー、参画する京大代表の医学研究プロジェクト「こころの健康の保持増進のための超個別化AIプロジェクト」がAMED事業に採択
【プロダクト/サービス】
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エルピクセル、「EIRL Brain Aneurysm」と 富士フイルムの読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」との連携機能を提供開始
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富士フイルム、3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」のアプリケーションをクラウドで利用できる「SYNAPSE VINCENT Cloud」サービスを提供開始
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富士フイルム、富士フイルムヘルスケアのCT・MRI用端末で利用できる3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT Core」を発売
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富士フイルム、広範囲をワンショットで撮影できる可搬型ワイヤレスデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Flow G80」を開発
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フィリップス、「Liver Fat Quantification(肝脂肪化定量評価機能)」を超音波診断装置「EPIQ」/「Affiniti」に搭載
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島津製作所、AI技術を用いて撮影ボタンひとつで最適な画像を提供するX線TVシステム SONIALVISION G4の新ソフトウェア2種を発売
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島津製作所、外科手術での異物遺残を防ぐAI技術を用いた「遺残確認支援ソフトウェアSmart DSI(スマート ディーエスアイ)」を発売
【要素技術】
(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)