■コロナ後の人材戦略、企業の免疫力を高める6つのヒント

  •  世界的なコロナ危機を乗り越えるため、企業に求められるのは現状を迅速に評価して変更を実施し、リモートワークを推進することだ。組織の人材管理戦略を再調整して、コロナによるビジネスへの影響を最小限に食い止めるにはどうしたら良いか、オーストラリアServcorp社がヒントを紹介する。

     Servcorp社はワークスペースのプロバイダーであり、拡張可能なプラグアンドプレイ(周辺機器を自動設定できる)サービスオフィスやコワーキング、バーチャルオフィスソリューションを提供している。それ以外にもチームサポートやIT・電話インフラを月単位で即日稼働させるサービス支援も行っている。

    (出所:Servcorp社プレスリリース)

     では、コロナ時代を切り抜けるためにServcorp社が提示する6つのヒントを簡単に紹介する。

    1)再考と再起動。組織がどう変化に対応していくのか、今回のパンデミックの例を基に、将来のいかなる変化にも対応できる、柔軟な組織を再編成する。

    2)安全性の確保。従業員の身体・精神面の健康を守るための新技術の導入。ノータッチドア、手指消毒器、リモートログイン、デスクシールドなど。

    3)機能性の拡充。在宅勤務がニューノーマルになりつつある中、従業員をリモートで管理するための講習会の実施など、企業にとっては慣れない点も多い。しかし、良い点としては紙資料を大幅に節約できるようになったこと等、コストの削減が挙げられる。コワーキングスペースを導入すれば、必要な時だけ必要なツールにアクセスできる環境が整い、高額な間接費をかけずに利用できる。

    4)一人ひとりのリーダーシップの醸成。物理的に離れた従業員同士のつながりや連携を促進するために、どのようなポリシーやコミュニケーションをとっているかを確認。

    5)ギャップの特定。従業員が急に病気になった場合に備え、コンティンジェンシープランはあるか。

    6)将来の仕事の訓練。パンデミックにより、デジタルトランスフォメ―ションやリモートワークは急速に加速したが、コロナ後も従業員1人ひとりが粘り強い「レジリエンス(回復力)」を維持するために、再スキルアップを図ることが重要だ。

     まとめると、「予期せぬ事態を想定し、可能な限りの可能性を包含した人材計画を策定すること」か。企業の免疫力の強化が求められる。
    Servcorp shares 6 steps to a productive workforce management strategy

(タイトル部のImage:Photobank -stock.adobe.com)