■英社の神経筋電気刺激パッド、Most Innovative MedTech Company2020を受賞

  •  英国の医療デバイス企業Sky Medical Technology社の神経筋電気刺激パッド「geko」が、International Life Science AwardsのMost Innovative Medtech Company2020を受賞した。この賞はライフサイエンス業界に最も貢献したイノベーターを表彰するもので、医療、予防接種、農業、感染制御、水質浄化、医療技術などの分野でイノベーションを起こした人を称える。COVID-19パンデミックの中、医療業界を革新すべく尽力する企業の動向に対し、今年は特に注目が集まっている。

    (出所:Sky Medical Technology社プレスリリース)

     gekoは膝に付けて神経筋を電気刺激する、使い捨てパッドだ。骨髄神経を刺激することで足とふくらはぎの筋肉のポンプを活性化し、ふくらはぎの深部静脈の血栓を予防する。重さわずか10gで静音、ワイヤーもリード線もない電池式のgekoパッドは、自己接着性があり、快適な装着感だ。血栓の予防、整形外科手術後の腫れに関連した合併症、創傷治癒に関連した血管疾患に効果がある。英国国立医療技術評価機構(NICE)のガイダンス(MTG19)では、標準的な予防治療が行えない全ての入院患者に、VTE(静脈血栓塞栓症)を予防するためにgekoの使用を推奨している。

     受賞を受け、同社CEOのバーナード・ロス氏は「gekoが様々な病状の治療に役立っている実績を、イノベーションとして認められた。新型コロナに直面する中、医療分野の臨床医が様々な課題を克服するために医療機器のイノベーションに頼ることは不可欠だ」と述べた。
    Sky Medical Technology Ltd named Most Innovative MedTech Company 2020

(タイトル部のImage:Photobank -stock.adobe.com)