■カルテ自動作成サービス、韓国DOUB社

  • (出所:Doubプレスリリース)
    (出所:Doubプレスリリース)
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     韓国ソウルを拠点とするヘルステックのスタートアップDOUB社が開発した「SpeechEMR」は、音声をリアルタイムで文字データに変換し、簡単に記録することができる自動音声認識サービス。医療現場のカルテ作成に適しており、医師と患者の会話などの音声データを適宜文字に変換、誤字・脱字を表示しつつ、50万語の日常用語と10万語の医療用語の辞書を参照しながら、診療記録を迅速に編集・保存する。数字や日付、単位、大きさ、場所などは強調し、情報の誤りを防ぐ。

     DOUB社の製品は、現在様々な金融分野でも活用されている。韓国のNo.1保険会社であるMirae Asset保険やSamsung火災海上保険も、同社のテキスト分析サービスを利用している。

     DOUB社は2015年に設立された、データ分析のスタートアップ企業だ。2018年4月にテキスト分析サービスを開始し、2019年に韓国のスタートアップ企業コンテスト「POSCO Idea MarketPlace」で上位10社のファイナリストに選出され、2020年にHi-Tech Award機能でAI賞を受賞している。

     創業者のソン・ヒョンコン氏は、「DOUB社は2019年以降、法人を対象として毎年30%以上のペースで成長してきた。今後は事業をさらに拡大する予定でB to C市場にも参入、AIサービスの普及をリードしていくつもりだ」と述べている。

     DOUB社は現在、これまで蓄積してきた自然言語処理のAI技術を統合し、リアルタイム会話解析サービスのプラットフォームを開発中だ。小規模事業者(個人事業主、小規模商店主、学校、小規模病院など)もクラウドを利用し、低コストで会話解析サービスを利用できるようになる。プラットフォームの利用者は、会議記録、バーチャル秘書、通話要約、カウンセリングロボット、カウンセリングノート、マーケティング分析など、様々なサービスを利用できる。
    DOUB's SpeechEMR Uses AI to Make Medical Transcription Accurate and Automated