■コンタクトレンズなどの自動フィッティング技術、米国で特許出願

  • (出所:Innovegaプレスリリース)
    (出所:Innovegaプレスリリース)
    [画像のクリックで別ページへ]

     高解像度パノラマビューを備える、スタイリッシュかつ軽量なウェアラブルディスプレイを医療用に開発する米Innovega社が、このほど新たに特許を4つ出願した。特許は眼科医がコンタクトレンズとAR(拡張現実)・VR(仮想現実)ディスプレイ搭載メガネを、患者に自動的に処方することを可能にするシステムに関するもの。この新たな自動画像検出・計測技術により、眼科医が効率的かつ安定的にアイウェアを処方することが可能となり、処方時間の大幅な短縮となる。

     現在、米国人の50%以上が良好な視界を得るために処方箋が必要なレンズを必要とし、11%以上がコンタクトレンズを装用していると言われる。Innovega社の共同設立者であり発明責任者であるジェローム・レガートン博士は、「今後AR・VRメガネの多くが、視力矯正ライセンスを持った眼科医療専門家によって処方されるようになるだろう。自動フィッティング技術により、患者は当社のiOptikコンタクトレンズやディスプレイ用アイウェアをすぐに処方してもらえるようになる」と期待を滲ませる。

     Innovega社は、740億ドル(約8兆円)規模の世界的なビジョンケア市場において視覚障害者の画像補正に焦点を当て、ライセンスを取得してきた。現在米国のiOptikコンタクトレンズのFDA(米国食品医薬品局)認可に向け臨床開発を進めており、欧州での商業化に向け、CEマーク申請中だ。同社は、米国国防総省高等研究計画局(DARPA)、米国国立衛生研究所(NIH)、米国科学財団(NSF)からの支援に加え、戦略的パートナーから投資も集めている。
    Innovega Files Patent Applications for Automated Contact Lens and AR/VR Display Eyewear Fitting