■韓国Hyundai Mobis社、脳波計測技術を用いたADAS(先進運転支援)システム

  • (出所:韓国Hyundai Mobis社プレスリリース)
    (出所:韓国Hyundai Mobis社プレスリリース)

     世界第7位の自動車部品メーカーである韓国のHyundai Mobis社は、3年間の研究開発の末、脳波測定を利用したADAS(先進運転支援)システム「M.Brain」の開発に成功した。脳波計測は最先端の技術であり、自動車業界で活用されるのは初めて。M.Brainは、まず京畿道の公共バスで試験的運用を開始する予定で、ヘルスケアの新技術を公共交通機関に適用し、公共の安全に貢献することを目指す。

     M.Brainはイヤホンセンサーで耳の周りの脳波を検出し、ドライバーの状態をリアルタイムで測定する装置だ。機械学習により脳波のデータを分析・判断することで、従来の心拍測定技術やアイトラッキング技術よりも多量のデータ測定を可能とする。

     M.Brainをスマホアプリに連携すれば、ドライバーに集中力の低下などを通知することができる。視覚(運転席周辺のLED)、触覚(シートの振動)、聴覚(ヘッドレストのスピーカー)等、様々な感覚器官に警告を送ることが可能だ。

     Hyundai Mobis社は、これまでも、居眠り運転事故防止に取り組む「DDREM(Departed Driver Rescue & Exit Maneuver)」、視線追跡型のDSW(Driver State Warning)システム、レーダーを用いて後部座席の幼児を検知するROA(Rear Occupant Alert)システムなどを発表しており、研究開発に力を注いでいる。
    Hyundai Mobis develops the world's first 'brainwaves' based ADAS technology

(タイトル部のImage:Photobank -stock.adobe.com)