「がん」は、日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人の死因となっています。日本における最も大きな社会課題の一つといえます。2020年9月、日経BP 総合研究所/Beyond Healthはこの社会課題に向き合うべく、「健康人生100年の世界を実現するために『がんスクリーニング』を考える」と題した円卓会議を開催しました。日本学士院長、京都大学名誉教授・元総長の井村裕夫氏をはじめ、医・産・学の多様な有識者と「円卓会議」という名称通り、利害関係を斟酌せず本質に迫る議論を長時間にわたり交わしました。そして、円卓会議が出した宣言は次の通りです

  • 目的は「幸福で健康な人生100年時代の実現」
  • 主役は「社会全体」
  • カギは「多様な知恵の結集」
  • 課題は「正しい理解」
  • 手段は「継続的な情報発信」

 2021年11月、この宣言を基に、再び「がん」という日本最大ともいえる社会課題に正面から向き合う円卓会議「健康で幸福な人生100年時代の実現へ『がんと行動変容』を考える」を開催しました。今回は、前回の円卓会議から導き出された重要なテーマ「行動変容」にフォーカスしました。

  • 個人は、がんを防ぐために何をすべきか?
  • がんに罹患し治療を受けるにあたって必要な知識や相談相手は?
  • 仕事はどうなるのか?
  • 子育ては?
  • 勉強は?
  • 治療後、QOL(生活の質)が下がった状態になってしまった場合、どうすればよいのか?
  • そして、社会はがんとどう向き合い、人々の営みを紡ぎ出すのか?

本リポートによって皆さんが「がん」という大きな社会課題に、今までより少しでもお考えいただけるきっかけになりましたら幸いです

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CONTENTS

●特集:円卓会議「がんと行動変容」を考える

~個人だけでなく企業や社会がどう行動変容し、がんと向き合うべきか~

●私たちの取り組み:

・アフラック生命保険 がん当事者を取り巻く真の課題、社会全体で解決する必要がある
・目白大学/国立がん研究センター中央病院 がん患者の外見を支援するゴールは「人と社会をつなぐこと」
・医療法人社団鉄祐会 がん患者と医師の「情報共有」の溝、こう埋めていく
・日立製作所/ハピネスプラネット 「幸せ」「前向き」こそが、ある種の万能薬だ
・日経BP 総合研究所 ひと・企業・社会…がんと向き合う社会を描く、メディアで加速させるイノベーション

●日経BP 総合研究所が掲げるビジョン:

・健康で幸福な人生100年時代を創る 「空間×ヘルスケア 2030」が目指すもの

●TOPICS:がんと向き合う

1. マギーズ東京センター長の秋山正子氏に聞く がん患者の生きる力を引き出す、そんな場所はこうして生まれた
2. 若い世代への「がん教育」の必要性と「早期発見」の課題 がんは高齢者だけの病気ではない、女性では若い世代が多い
3. 「薬局」は人々の行動変容を促す拠点になるか 2つの地方薬局の挑戦に見る、生活に寄り添う新たな役割

●Interview:がんは“普通の病気”に、患者が暮らす社会の在り方を考え直す時

・中釜 斉氏 国立がん研究センター 理事長

全36頁(オールカラー)
2022年2月21日発行