新型コロナの影響が社会やビジネスに大きな変化をもたらそうとしている。日経BPは、パンデミックによる社会変革について、ビジネスパーソンを対象に「5年後の未来に関する調査」として、2020年5月からアンケート調査を実施中である。延べ8000人以上への調査からビジネスパーソンに急速な意識変化が起きつつある状況を捉えた。調査結果サマリーは、会員制Webサイト「日経BP総研 イノベーションリサーチ」のインサイト会員ページ(無料登録制)で公開中である。


 今回はビジネスとしての「健康経営」関連事業について取り上げる。(連載一覧はこちら)。分析には2020年9月時点に調査したデータを用いている。

 今後5年くらいの間にビジネスとして健康経営に関連した事業に着手・展開する予定があるかを尋ねた(図1)。

 「すでに展開している」との回答が13%。「展開を準備・検討している」との回答をあわせると20%に達した。「展開する可能性がある」との回答を含めると、回答者のうち約4割が「健康経営」関連事業を展開する顕在層または潜在層という結果になった。

図1●「健康経営」関連事業の着手・展開予定(5年後の予測)
出所:日経BP総研 『5年後の未来に関する調査<健康管理への意識変化と新ビジネス編>』

 次に、健康経営に関連した事業の活用/普及/拡大は、これから5年くらいの間にどうなると思うかを聞いた(図2)。これから5年くらいの間に「急速に早まる」と2割弱が回答し、「早まる」を合わせると7割を占めた。健康経営が自社の経営戦略にとどまらず、ビジネスとしても重要な分野になりつつあるといえそうだ。

図2●「健康経営」関連事業の活用/普及/拡大(5年後の予測)
出所:日経BP総研 『5年後の未来に関する調査<健康管理への意識変化と新ビジネス編>』

 健康経営関連事業に着手・展開する予定がある回答者に、関連事業の内容を「分野」「内容」「形態」に分けて尋ねた。

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