接客ロボ、なぜ導入しない?星野リゾート代表が追究するデジタル活用の本質
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Interview
マイクロソフトのテクノロジー×パートナーの業務専門性が
企業の成長を支え、日本社会の発展につながる
日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長
手島 主税 氏
本フォーラムSpecialコンテンツの第一回目は、ニューノーマル時代に向けて、すべての企業が考えるべき新機軸や、その実現に必要なテクノロジーを解説する。本フォーラムの必要性や意義と合わせて、日本マイクロソフト 執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長 手島主税氏に、日経BP総合研究所 イノベーションICTラボ 上席研究員 大和田尚孝が聞いた。
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coming soon
アドバイザリーボードより
企業がDXを進めていくために必要だと思うこと、そして企業への期待を教えてください
業界トップの歴史ある優良企業であっても、ある種類のイノベーションには打ち負かされ滅んでしまうことがあります。このようなタイプのイノベーションは「ディスラプティブ(破壊的)・イノベーション」と呼ばれ、恐れられています。
ディスラプティブ・イノベーションを起こすためには、独自のリソースと新しい価値基準およびビジネスプロセスを持った別組織を創ることが有効です。メンバー各位がデジタル技術を活用し、破壊的イノベーターに成ることを期待しております。
関西学院大学 教授 玉田 俊平太 氏
DXは包括概念なので、あれもDX、これもDXという具合に、各人が以前から持っていたアジェンダを実行に移す際の口実に使われやすい点に注意が必要です。そこを上手くコントロールしないと、多大なエネルギーを浪費することになりかねません。この構図は経営戦略に似ていて、優先順位づけ、または手順の決定が重要になります。どこから入って、どこへ進むかを秩序だてることにより、DXを本当の武器にしていただきたいと願っています。
神戸大学大学院経営学研究科 教授 三品 和広 氏
デジタルトランスフォーメーション(DX)はいまや経営のど真ん中のテーマとなりました。これからの時代、企業が経営変革を実行しパフォーマンスを上げていくにはDXが欠かせず、DXの推進には経営トップの強いコミットメントが不可欠です。新型コロナウイルスの「ショック」を契機にデジタル技術を駆使してDXを加速すれば、日本企業は競争力を高められると信じています。
一橋大学 名誉教授 伊藤 邦雄 氏
アフターコロナ時代のキーワード、私はそれは「経路依存性からの解放」だと言っています。企業は様々な要素が噛み合っているから、スムースに動きます。ただ逆に言えば、全体が噛み合ってしまっているので、その一つだけ変えようとしても変えられないのです。これを経路依存性と言います。平成の30年間、日本企業が変化できず、イノベーションを起こせなかったのはこの理由が大きいのです。しかし、いまコロナと言う大きな外部ショックにより、その「全体」が変えられる好機が生まれています。企業が経路依存性から解放されるチャンスなので。コロナは不幸なことですが、これを機に会社全体を変えられる企業は未来を作れるでしょう。まさにこれから数年が、最大で最後のチャンスなのです。
早稲田大学ビジネススクール 教授 入山 章栄 氏