日産自動車「リーフ」徹底分解2019 [インバーター/PDM編]
著者:山本真義(名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授)/監修:日経BP総研 クリーンテック ラボ、日経xTECH/発行:日経BP/発行日:2019年2月28日/4穴バインダー形式(A4判)、71ページ



日産自動車が量産電気自動車(EV)として商品化した「リーフ」。2017年9月に一新した2代目のリーフが発表されました。本レポートは、『日産自動車「リーフ」徹底分解2018[全体編]』の詳細版として、同車両に搭載されているインバーターと電力入出力システム「パワー・デリバリー・モジュール(PDM)」に焦点を当て、名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授の山本真義氏に分析いただきました。
2代目リーフのインバーターは、カスタム品ではなく、汎用パワー半導体モジュールを採用し、日産自動車のシリーズハイブリッド車である「e-POWER」と共用するなど低コスト化と高性能化を実現させています。インバーターの詳細分析をはじめ、大きな専有面積を占める平滑用フィルムコンデンサーも徹底分解いたしました。
2代目リーフのPDMは大電力に入出力に関わる車載充電器と降圧DC-DCコンバーター、直流リレーの機能を高度に統合し、一つのモジュールにまとめ上げました。本レポートでは等価回路を示しながら、各機能を丁寧に解説しています。また、低コスト化を図るため、車載充電器と降圧DC-DCコンバーターのパワー半導体向けの基板を共有化するなど注目ポイントが満載です。
本レポートでは分解調査をはじめ、初代リーフとの比較や将来展望についても考察しています。既刊の『日産自動車「リーフ」徹底分解2018[全体編]』、『日産自動車「リーフ」徹底分解2018[ECU編]』をはじめ、2019年3月発売の『日産自動車「リーフ」徹底分解2019[モーター編]』や『日産自動車「リーフ」徹底分解2019[電池編]』と合わせてご活用いただければ、新型リーフの全貌に加えて、電気自動車の最新技術動向をご理解いただけます。
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・3-1 初代リーフ用3相インバーター
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目次
第1章 リーフ概要
- 1-1 リーフの位置づけ
- 1-2 リーフの電動システムの系譜
第2章 PDM
- 2-1 初代リーフの電力供給システム
- 2-2 2代目リーフの電力入出力システム
- 2-3 2代目リーフのPDM概要
- 2-4 車載充電器(OBC)
- 2-5 降圧DC-DCコンバーター(350V→12V)
- 2-6 制御基板
第3章 インバーター
- 3-1 初代リーフの3相インバーターサンプルページあり
- 3-2 2代目リーフの3相インバーター
- 3-3 平滑用フィルムコンデンサー
- 3-4 電気自動車向け3相インバーターの将来展望
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