大阪型「専修学校留学生の学びの支援推進事業」2021 一般社団法人大阪府専修学校各種学校連合会 大阪型「専修学校留学生の学びの支援推進事業」2021 一般社団法人大阪府専修学校各種学校連合会

大阪型「専修学校留学生の学びの支援推進事業」2021 一般社団法人大阪府専修学校各種学校連合会

オール大阪で挑む!
ポストコロナで世界の留学生から選ばれる
「大阪の専門学校」になるために

 一般社団法人大阪府専修学校各種学校連合会(大専各)は、これまで留学生支援として、「入学を考える、学ぶ、就職まで導く」という入口から出口までのワンストップ支援の体系化に力を注いできた。同時に、産官学が協力して「オール大阪」で留学生を支援する組織『留学生コンソーシアム大阪』や大阪商工会議所、大阪観光局、留学生支援コンソーシアム大阪、Transcend-Learningなど、「留学生支援」という同じ目標を持つ外部団体とも積極的につながってきた。

 本事業では、ワンストップ支援をより充実させ、かつ「オール大阪」をより強固にすることで、「大阪の専門学校」への認知・興味・留学動機を高め、コロナ禍の影響によって留学生受入れ数が激減している状況からの回復を目指す。

 ターゲット国は、ベトナム、インドネシア、オーストラリア。ベトナムは府内の専門学校および日本語教育機関への留学生数が最も多い「実績の高い国」であり、インドネシアは府内留学生数が増加傾向にある「将来性のある国」である。一方、オーストラリアについては、留学生数の実績は少ないものの日本語学習者の多さと職業教育への理解などの観点から開拓にチャレンジする。ターゲット分野は、府内留学生数上位3分野(文化・教養分野、工業分野、教育・社会福祉分野)に設定した。

 3か年を通して、「誘致広報」(入学前)、「教育支援」(在学中の教育指導や生活サポート)、「就職支援」を段階的に推進。1年目の令和3年度は「誘致広報」に重点を置き、まずは、「知ってもらい」、「理解してもらい」、「広めてもらう」ことを目標とする。コロナ禍に適したデジタルマーケティングを駆使して、大阪および「大阪の専門学校」をより深く知って理解してもらい、「大阪の専門学校に留学したい」という留学希望者の母集団を拡げてゆくのが狙いである。

●令和3年度のおもな取り組み

留学生映像コンテンツの制作・配信

 留学希望者に職業教育への理解を深めてもらうこと、大阪への進学・就職意欲を高めてもらうこと、加えて企業に留学生採用意欲を高めてもらうことを目的として、映像コンテンツを制作・配信する。映像コンテンツに登場し、大阪の魅力や希望を発信するのは、現在在学中の留学生や卒業生である。彼らの生の声を動画に収め、それをYouTubeチャンネル『大阪府専修学校各種学校連合会』で公開(2021年10月15日より公開開始)。以下の内容の動画が配信されている。

①専門学校紹介動画『大阪の専門学校で学ぼう!』
英語、ベトナム語、インドネシア語、中国語/繁体字、中国語/簡体字の5種類の言語について、それぞれの字幕バージョンを制作。
イメージ ②留学生によるプレゼンテーション動画
『私が想い描く夢』をテーマに、30人を超える留学生が、日本留学のきっかけや、日本での生活、将来の夢を語る。

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③卒業生/人事担当者のインタビュー動画
大阪の専門学校を卒業後、社会で活躍している卒業生たちへのインタビュー。「日本に興味を持ったキッカケと学校を選んだ理由」、「専門学校で一番楽しかったこと」、「会社を知ったキッカケと選んだ理由」、「仕事のやりがい」などを多様な卒業生がリアルに語る。また、同じ動画の中に卒業生を採用した企業の人事担当者も登場し、「外国人雇用のメリット」などを説明。 イメージイメージ

オンライン出前授業

 日本留学のモチベーションを高めてもらうため、海外現地の日本語教育機関に「オンライン出前授業」を提供。令和3年度は、ベトナムのホーチミン市立師範大学で日本語を学ぶ学生向けに、日本で就くことができる職業や受けられる職業教育などについて以下の内容の出前授業を行なった。

①日本のものづくり~建設~
②日本のものづくり~機械~
③日本企業を理解する
④日本語レベルアップ! 関西(大阪)弁を楽しもう!!
⑤日本における『介護』(KAIGO)とは? ~キュアとケアの違いについて~

 また、出前授業では日本人の学生とコミュニケーションする時間も設け、同世代ならではの活発な交流を促進した。

 授業後のアンケートでは、参加者全員が「楽しかった」と回答。さらに、30.9%の学生が「日本留学に100~80%の興味を持てた」、54.3%の学生が「日本留学に80~60%の興味を持てた」と回答するなど大きな成果を上げた。

進学情報カードおよび誘引ツールの制作

 府内の専門学校への留学生を増やすことは、大専各・専門学校の努力だけでは達成は難しい。留学生支援に関わる外部団体とのより緊密な連携が必要となる。そのためには、入口から出口までをつなぐ情報発信プラットフォーム『大専各留学生支援サイト』を留学希望者・留学生だけでなく日本語教育機関、企業、行政、在日領事館といった国内ユーザにもより多く閲覧してもらい、留学生情報を共有することが効果的なアプローチとなる。そこで、サイトへの誘引を促す広報ツール、および専門学校の情報や留学生受け入れ状況を一覧化した情報カードを作成し、留学生支援に関係する各機関へ配布した。

①専門学校進学情報カード
大専各に加盟する府内専門学校80校を掲載。国内の日本語学校、企業、行政などに配布。
②誘引ツール
企業向け、日本語教育機関向けにそれぞれ誘引ツール『大専各留学生支援サイト』を制作し配布。 イメージイメージ

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