AB(アルコール・ブレスト)会議

【AB会議3前編】ほろ酔い語りが日本をアツくする

text by 広瀬敬代/photo by 山出高士 09.17.2014

アサヒビールとして実践できる企画を、AB会議で練り上げていくことが決定!もっと、お酒の楽しみ方を広げられる企画とは、なんだろうか?

左から、石井力重さん、松生まゆこさん、木原 宰さん、仲 祐槻さん、藤井 恵理さん、松田 浩明さん(AB会議参加者についての紹介はこちら

チャプター1
飲みニケーションが得意だからこそ提案できることって何?

まずは、「カンパネラ(カンパーイ)!」

石井:今回は、実践できるテーマで、本気で企画を立ち上げるためにブレストしていきます。発案者の仲さん、一言お願いします。

仲:アサヒビールはお酒が好きな人が多く、社内コミュニケーションが活発。でも、飲み会は月1回程度またはそれより少ない会社も多いと聞きました。僕自身としては、飲みニケーションはとても大事な事やと思うんです。上司と部下がコミュニケーションをとることで、意識を共有し、仕事の生産性もあがるはずやと思うんですよ。
そこで、飲み二ケーションが得意なアサヒビールが、他の企業に向けて「17時以降の社内コミュニケーション」について提案できたらいいなと思いました。

今回のAB会議のテーマを発表する仲さん。「『飲み二ケーション』は仕事の質を変えるはず」と熱く訴えた。

全員:いいと思います(拍手)

仲:参加者や上司から「行ってよかった」「次も何か企画してほしい」と言ってもらえる飲み会。そのためには、クリエイティブが重要だと思います。"全員が楽しめる"がテーマです。

木原:飲みの回数や仕事以外のコミュニケーションが多くない会社は距離があるのかも。部署を超えると難しいよね。

仲:"部署を超えて"は1つのキーワードですね。

テーマが理解できたところで、アイデア出しの5分間ずつのペアブレストを開始。

仲×松田ブレストでは……

松田:テーマを設けて「○○について興味ある人、全員集合!」というくくり飲み会をやりたい。

仲:ひとつひとつの集まりは小さくても、テーマが10個あって同じ居酒屋でやるというのはどう?

松田:1回の飲み会で、たくさん話せるチャンスだよね。

仲:テーマごとにチームになって、チーム対抗でゲーム。人って闘うのが好きやん。闘うとなぜか愛が生まれるんよ。

メモを取りながら意見をまとめる仲さんと松田さん。

木原×藤井ブレストでは……

木原:飲み会で上司が率先して飲んでくれると堅苦しさがなくなるからいいよね。

藤井:私は部署を超えて餃子が好きな人が集まる「コーテル友の会」というので飲んでいるけど、楽しい。それは共通点があるからだと思う。仕事でわからないことがあると、友の会のあの人に聞いてみようって思えるし。

木原:飲み会って、幹事が重要。その人のスキルによっていろいろな人が集まる。

「飲み会は、幹事が大事。幹事力は仕事にも通じる」と力説する木原さん。

石井×松生ブレストでは……

松生:他の部署の人と飲む機会がないんです。

石井:社内でこの人と飲みたいという人がいるとその人と飲めるシステムを作れるといいですね。

「部署を超えた飲み会ができると、仕事の新しい視点がみえていい」と語る松生さん。

5分経ち、次の相手とのブレストではその前に話した相手の意見を取り入れて、より具体的なアイデアを提案していくメンバー。ペアブレストの3回目には全員のアイデアがうまく混ざってリンクし始めた。この、ペアブレストの方法を提案してくれたのは、ファシリテーターの石井氏。

石井:前回までの、全員参加型のブレストでは、参加者の発言数に偏りが出てしまいました。グループワークではよくあることです。
全員の考えやアイデアを引き出し、よりよいアイデアをまとめるには、2人ブレストが有効だと思います。今回の2人ブレストでも、1、2、3回目を追っていくと、それぞれがブレストした相手のいい意見を取り入れて、回を増すごとにアイデアに厚みが出ていくのがよくわかりました。

いよいよ考えをまとめてアイデアレビューの時間だ。

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