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旅行代理店の店舗でロボットが本格ドリップコーヒーを提供、その狙いは?

文:カンパネラ編集部 02.08.2018

「おいしいコーヒーはいかがですか」。こう話しかけながら本格的なドリップコーヒーをいれてくれるアーム型ロボットのある「変なカフェ」が、東京・渋谷モディの地下1階のH.I.S.渋谷本店内にオープンした。コーヒーをサービスしてくれるロボットがなぜ旅行代理店の店舗に必要なのか。「変なカフェ」を訪れ、その理由を聞いてみた。

7つの関節のあるアーム型ロボットが本格的なドリップコーヒーをいれてくれる「変なカフェ」を、旅行大手エイチ・アイ・エスが2月1日に東京・渋谷モディ地下1階のH.I.S.渋谷本店内に開いた。コーヒーやココアなど7種類の味を楽しめる。

「そこらの人間よりうまくいれられますよ」

お客様が券売機でチケットを買い、チケットに印刷されたQRコードをリーダーにかざすと、米国Rethink Robotics社製の協働ロボット「Sawyer(ソーヤー)」がバリスタマシン「Poursteady(ポアステディ)」のボタンを押してコーヒーをいれる。人工知能による動きの学習機能を持つソーヤーは、「おいしいコーヒーはいかがですか」などとしゃべることもできる。

本格ドリップコーヒーの提供は次の動作で行う。

お客様が紙製のカップを所定の場所に置くと、ソーヤーのハンドがカップを持ち、バリスタマシンに移す。

写真:エイチ・アイ・エス提供、以下同じ

ソーヤーは金属フィルタを持ち、コーヒー豆を挽いてできた粉をカップから金属フィルタに入れる。その金属フィルタをバリスタマシンにセットし、ボタンを押してコーヒーをいれる。

その後、ソーヤーが受け取りカウンターにコーヒーの入った紙コップを移し、お客様に出来上がりをお知らせする。

最後にソーヤーは金属フィルタに入っているコーヒーの粉を捨て、洗って元の場所に戻す。

約10平方メートルのスペースに「変なカフェ」はあるが、通常なら3人必要なところをロボット1台で対応でき、省人化が図れる。「そこらの人間よりうまくいれられますよ」などとしゃべりながら3〜4分でコーヒーをいれる。