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和牛日本一に輝く鳥取・大山黒牛の店「焼肉 強小亭GINZA」が東京・銀座にオープン

ブランド再興にかけた10年、アジア進出も視野に

文/特記なき写真:カンパネラ編集部 03.27.2018

2018年3月26日、東京・銀座にブランド牛「大山黒牛(だいせんくろうし)」を主体としたコース料理を提供する和食店「焼肉 強小亭GINZA」がオープンした。大山黒牛は昨年、和牛の品質を競う、通称・和牛オリンピックで優勝。地元鳥取県以外で味わえるのは、同店が初となる。生産者が10年の年月をかけて改良を重ねた霜降り肉を使い、どんな本格和風コース料理に仕上げたのか。

鳥取県の和牛ブランド「大山黒牛(だいせんくろうし)」を味わうことができる店「焼肉 強小亭GINZA」が2018年3月26日、東京・銀座にオープンした。

大山黒牛は、5年に1度、全国から500頭もの黒毛和牛が集まり、その品質を競う「全国和牛能力共進会(通称・和牛オリンピック)」において、2017年に肉質部門の日本一に輝いた。地元鳥取県以外で大山黒牛を味わえるのは、今回銀座にオープンした「焼肉 強小亭GINZA」が初となる。

「焼肉 強小亭GINZA」をプロデュースした株式会社KIDS NEXT社長の小泉貴洋さんは、銀座への出店の狙いについてこう話す。

「強小亭GINZAは通常の焼肉店とは違い、牛肉を使ったさまざまなオリジナル料理をお出しする和食店です。ゆくゆくは大山黒牛の世界進出、特にシンガポールやドバイなどに和食店を開きたいと考えています。そのためにここ銀座でノウハウを積み、和食店「焼肉 強小亭」を磨き上げていきます」

店内は「“和牛の極み”を食す和食店」というコンセプトを具体化。内装は「すし屋」をイメージし、白木の広々としたカウンターや瓢箪をあしらった仕切り壁など、「和」を感じさせる設えになっている(上記2点の写真提供:焼肉 強小亭GINZA)

和牛の旨みを引き出し、旬の食材を生かしたコース料理を味わう

大山黒牛の魅力は、きめ細かく、規則的で、かつ美しく鮮やかな霜降り肉。「焼肉 強小亭GINZA」では、その旨みを引き出す2つのコース料理を提供する。

Aコース 10品1万5000円(税別、ドリンク料金は別途)
Sコース 15品2万5000円(税別、リスト内ドリンク/アルコール込)
※Sコースでは、ソムリエが選んだ国際線ファーストクラスレベルの飲み物リストからドリンクやアルコールを選べる。

ここでは、いくつか料理を選んで紹介する。

季節の前菜。大山黒牛の燻製ユッケ、大山黒牛の雲丹山葵、鳥取産甘蕪の黄身と酢子、鳥取産の新玉葱とエノキと菜の花の鉢が楽しめる(写真提供:焼肉 強小亭GINZA)

コースの最初に登場するのは、季節の前菜。大山黒牛の燻製ユッケはとろけるように柔らかい食感が楽しめる。鳥取県産にこだわった新玉葱やエノキ、菜の花の野菜鉢はあっさりとした風味で、ユッケとのバランスが絶妙。

(写真提供:焼肉 強小亭GINZA)
三角バラの焼しゃぶ(撮影:カンパネラ編集部)

三角バラの部位を使った焼しゃぶは、肉を網の上で軽く焼いた後、特製だしをかけていただくというもの。脂ののった焼き肉のふくよかな味わいが、かつおをベースとした風味豊かなだしとからまることで、さらにまろやかさを引き出している。

サーロインのすき焼き(写真提供:焼肉 強小亭GINZA)

コースのハイライトは、サーロインのすき焼き。肉には特製のたれをのせてあり、両面をさっと焼いて、ほぐしておいた鳥取産の天美卵をからめていただく。ふくよかな肉の味わいとコクのあるなめらかな舌触りの卵とのハーモニーがすばらしい。

鳥取県産の野菜を使った椀物(写真提供:焼肉 強小亭GINZA)

コースの締めは鳥取県産のごはんとスープ。牛肉の時雨煮を混ぜ込んだごはんはほどよい甘みに食が進む。季節の野菜を具材にしたスープはあっさりとした仕立てが心地よい。

大山黒牛のさまざまな部位を、握りやシャブシャブ、すき焼きなど、それぞれの特徴を生かした料理法で提供することで、牛肉づくしながら飽きさせないコース料理になっている。

ピルゼンアレイ