仕事女子が教える!お店の選び方

カジュアルだけどしっかり美味しい! 広報女子とっておきのカジュアル&ゴージャスなお店

リノベる 社長室 広報部 田尻有賀里さん

聞き手:駒崎 クララ / 構成:高下 義弘 / 写真:中島 正之 02.28.2018

ビジネスの最前線で活躍する女性たちに、大切なお客様のもてなし方、お客様をお迎えする店の選び方を紹介してもらおうという本コラム。第2回は中古物件の改修を手がけるリノベるで広報を務める田尻有賀里さん。「一番大切なのは、食とお酒の品質が高いこと」と語る田尻さんおすすめのお店とは?(聞き手は女性起業家・駒崎クララさん)

リノベる 社長室広報部の田尻有賀里さん。リノベるは中古物件のリノベーションを手がける企業で、顧客の物件探しからリフォーム施工までを一括して請け負う。田尻さんは新卒以来10数年の間、複数のベンチャー企業で一貫して広報業務を手がけてきた

駒崎:田尻さんはメディアを通じて自社の活動を広く知らせる広報のお仕事をしていらっしゃいます。今日は田尻さんイチオシのお店「DAL-MATTO(ダルマット)西麻布本店」に伺いました。早速ですが、ダルマット西麻布本店さんのおすすめのポイントを教えていただけますか。

田尻:こちらのお店は、社会人になりたてで本当に駆けだしの頃に、初めて自分で開拓した本格的なイタリアンレストランなんです。当時の私にとっては、「ちょっと背伸びして入ったおしゃれなお店」という印象でした。

こだわりのありそうなお客様との会食でも安心──ダルマット西麻布本店

田尻:最初に入った当時から今に至るまで、ずっと気に入っているお店です。ダルマット西麻布本店さんはカジュアルでもあり堅苦しくもなく、でも大人っぽくて落ち着いた雰囲気。美味しい食事とお酒が食べられますし、深夜まで営業していて、しかも隠れ家っぽい雰囲気もある。個室もあります。だから食やお酒にもこだわりのありそうな、メディアの記者や編集者の方々との会食でも安心なんです。

DAL-MATTO(ダルマット)西麻布本店。西麻布交差点から徒歩3分程度、街区を少し入ったビルの地下1階にあるイタリアンレストラン

カジュアルでも接客がしっかりしているお店なら安心

駒崎:広報業務の人たちは、会社の枠を越えた横のつながりが強いですよね。“広報仲間”での会食も多いと聞きました。

田尻:はい。広報仲間で会食する時も使いますね。ダルマットさんは恵比寿や六本木ヒルズにも姉妹店があるのですが、そちらもよく使っています。ダルマット西麻布本店はもちろん、恵比寿や六本木ヒルズのお店も、私の人生のいろいろなシーンで使わせてもらいました。思い出深いお店です。

ダルマット西麻布本店におけるスタンダードな楽しみ方は、おすすめコース(6000円前後)と共に味わうビールやワインなどのお酒。23時以降はショートコース(3800円)も提供する。左の写真は季節のアラカルト。肉・魚・野菜それぞれのエリアを分けて皿の上に配置し、視覚的にも楽しめる工夫がなされている。右の写真は2月から3月にかけて提供されるイチゴとトマトの冷製パスタ。酸味と甘みが組み合わされた味わいがポイントだ

田尻:私がこれまで勤めてきた会社はベンチャー企業が多かったのですが、小規模な組織だと広報担当者は1人かせいぜい2人です。20代で広報を任された当時の私もそうでしたが、未経験で任されることも多く、「会社から広報を任されたものの、何をどう進めていいのか分からない」といった状況になりがちです。

聞き手はKoLabo(コラボ)創業者・社長の駒崎クララさん。KoLaboではキャビンアテンダント(CA)の仕事情報の共有サービスや元CA向けのセカンドキャリア構築支援サービスを提供している

私もまだ学ぶべきことがありますが、それでも10年以上の経験があります。そこでベンチャー企業で広報に携わっている若い方に向けて、これは役に立つのではというノウハウを共有しています。私は「過去の事例から学べることは学んで、しなくて済む苦労はしなくていい」という考え方なので。

そういう時に、お酒や食事のある会食は、雑談ベースでお伝えしやすい雰囲気になるので、貴重な場ですね。

駒崎:企業の垣根を越えて同じ仕事に携わる人同士でノウハウが共有できるというのは、コミュニティーが確立している証拠ですよね。その点、私がサービスを提供しているCA(キャビンアテンダント)の世界と同じで、興味深いです。

田尻:日本の組織やコミュニティーでは大体、会食をセッティングする場合って年齢の若い人がお店を選んだり予約したりするじゃないですか。でも私の場合は、若い広報の人たちとの会食でも、いまだに私がお店を予約することが多いんです(笑)。

お仕事ベースの会食にもピッタリ──カフェ&バー BeBu(ビブ)

駒崎:もう一つおすすめのお店があるんですよね。

田尻:はい。「BeBu(ビブ)」というお店です。カジュアルなのにお料理もお酒も充実しているのが特徴です。

カフェ&バー BeBu(ビブ)の内観。東京都港区の虎ノ門ヒルズ内にあるホテル「アンダーズ東京」の1階にあり、ハンバーガーとグリル料理をメインに据えたカジュアルレストランである(写真提供:アンダーズ東京)
パーティープランは約2カ月季節ごとに料理および料金内容が変化する。写真はスペインタパスが楽しめる「デボラ タパス!」5000円〜(税別)、3月1日〜4月30日 (写真提供:アンダーズ東京 )

私がよく注文するのはパーティープランのメニューです。ここは飲み放題でもお酒、特にワインがしっかりしていて、おしなべて美味しいんです。お料理のボリュームも十分で、季節ごとにコースの中身が変わるのも楽しみの一つです。

あともう一つ、BeBuは雰囲気はカジュアルなのですが、スタッフのおもてなしがすばらしいんです。ホテル内のレストランという位置づけだからだと思うのですが、お客様をお連れするとお店の接客も含めて満足してくださることが多い。駅からはちょっと離れていますけど、それを差し引いても使い勝手のいいお店です。