Retty社員の仕事とグルメ

「いちご大福ってこんなに美味しかったんだ」、和菓子の可能性知る

第11回:「和菓子担当」 武岡孝広さん

聞き手・文:橋富 政彦 / 写真:カンパネラ編集部(特記なき写真) 08.16.2018

日本最大級の実名グルメサービス「Retty」は、“グルメなあの人からお店を探そう”をテーマにした実名口コミによる信頼性の高い情報で支持されるサービス。そんなRettyには、「グルメ担当」というユニークな制度があり、社員たちが自分の得意なグルメジャンルを担当して積極的な情報収集・発信を行っている。このグルメ担当のこだわりを聞くのが本連載。第11回目はエンジニアの武岡孝広さん。担当ジャンルは「和菓子」です。

──「グルメ担当」はRettyならではのユニークな制度ですね。

武岡 そうですね。私がRettyに入社したのは2013年4月で、まだメンバーが10人ぐらいしかいなかった頃ですが、当時からグルメ担当制度はありました。これまでにない新しいグルメサービスを作ることを目指していたのですが、「まずは自分たちがRettyのユーザーとなり、食べることをとことん楽しむんだ!」という気持ちが制度の根底にあることを感じました。

「いろいろ食べ歩いても懐が痛まない」

──なぜ「和菓子担当」を選んだのですか。

武岡 最初は「スイーツ担当」だったんですよ(笑)。単純に甘いものが好きということもありますが、私はお酒が飲めないので、みんなと比べて「これ!」というジャンルがなかったんです。やっぱりお酒を飲みながら食べる焼肉や餃子などが人気で、甘いものについては手を挙げる人もいなくて(笑)。

それに他の料理ジャンルと比べると、“おやつ”なので、いろいろ食べ歩いても懐が痛まないのがよかったですね。「スイーツ担当」が「和菓子担当」になったのは、生クリームを食べ過ぎるとちょっと胃が重くなることが多くなったからです(笑)。

──2013年4月に入社された当時、Rettyはどんな会社でしたか。

武岡 ひと言でいうと“部活”みたいな印象でしたね。会社があったのも現在のようなオフィスビルではなく、普通の住居マンションの一室で、玄関にはCEOの名前で「武田」の表札が出ていましたから(笑)。間取りは2DKで、10人も入るとすし詰め状態。おまけに午後になると西日が当たって、夏場はエアコンをつけていても蒸し風呂のようでした。みんなTシャツと短パン姿で、うちわをパタパタあおぎながらプログラミングをしていましたね。オフィスというより部室みたいな感じでした(笑)。

味噌餡もオススメの柏餅(写真提供:Retty)

──武岡さんはどのような経緯で入社したのですか。

武岡 大学卒業後ずっとエンジニアとして仕事をしてきて、転職先を探しているときに求人情報サイトでRettyの求人を見つけたんです。当時はその求人サイトもまだ知る人ぞ知るという存在で、求人を載せている企業もスタートアップやベンチャーばかりでしたし、採用情報というより「ちょっと遊びに来ませんか」ぐらいのノリでした。私も大きな組織で働くよりも、小規模で仕事の裁量を与えてくれるところを探していましたし、もともと食に興味があったことからRettyにコンタクトを取り、それが縁になりました。