入門! ホムパの達人

これが作れたらホムパマスター! ローストチキンがいよいよ完成

第2回:トルティーヤで冷めてもおいしく バリエーション豊かな食べ方でもっと楽しい(後編)

文:崎谷 実穂、レシピ&料理:and recipe、写真:村上 未知(特記なき写真) 06.16.2017

引きこもり系30代ライターが、「ホムパの名人」のもとで修行して、「ホムパの達人」を目指す本連載。第2回の今回は、これさえあればどこでもパーティー感満載になるという、ホムパ最強アイテム「丸ごとローストチキン」をマスターするべく奮闘中。丸鶏の下ごしらえを終え、お次はバーベキューソース作りにトライするところから、後編スタート。

前編からの続き。本記事に出てくるレシピのまとめは、最終ページにあります)

■今回のメニュー
(1)ローストチキン
(2)メキシカンサラダ
(3)フライドポテト
(4)トルティーヤ&チップス
(5)ライムミントビール

調理開始から50分経過

(1)ローストチキン(につけるバーベキューソース)
小鍋に、ケチャップ、中濃ソース、砂糖、ナツメグを入れてひと煮立ちさせる。

山田 鶏に味を染み込ませている間に、オーブンを200度まであっためておいて、バーベキューソースを作りましょう。このソースは、鶏につけても食べてもいいし、トルティーヤで鶏と野菜を包むときの味つけに使ってもいいし、フライドポテトもおいしくなる。万能ソースです。

崎谷 バーベキューソース、子供も大人も大好きですよね。へええ、ケチャップや中濃ソースの分量は、ボウルなどに出してから測るんじゃなくて、容器の元の重さを量っておいて、調理する小鍋に適量を入れて、残りをまた測るんだ。マイナス分が、小鍋に入った分。こうするといちいち、測るための小皿を使わなくていいんですね。砂糖は、上白糖と三温糖をブレンドするんですね。

山田 ええ。特に意味はないんだけど、趣味です(笑)。三温糖と上白糖の精製度合いは一緒ですから。ここで魔法のスパイス。ナツメグを入れます。このナツメグがいい仕事をしてくれるんですよ。

さて、今回つくる、基本のバーベキューソース、覚えておくと超便利です。このソース、マーマレードを入れたり、赤ワインを入れたり、いろいろ風味をプラスすることができるんだけど、今回はナツメグで風味を足します。材料を小鍋に入れたら、ひと煮立ちさせましょう。

崎谷 わー、いい匂いだ。

山田 ここらで、お湯につけておいたフライドポテトのじゃがいもをお湯から引き上げておきましょう(前編参照)。

そろそろ、じゃがいもをお湯から引き上げます

55分経過

(5)ライムミントビール
容器に輪切りにしたライム、ミント、グラニュー糖を入れて、すりこぎや麺棒などで押しつぶし、グラニュー糖を溶かす。

山田 次は今日のもう一つのメイン調味料といってもいい、ライムが登場です。ライムが「メキシコ感」を演出してくれます。ライムは洗剤をつけないスポンジでよく洗ってください。ワックスがついているので。洗ったら、どんどんスライスしていきます。

崎谷 こんなにライム使うんですね。ぜいたくだなあ。これぞパーティ。ライムはきっと本場メキシコでは安いはずだけど、日本のスーパーで買うと高いから……。

山田 パーティだからケチケチしないでたくさん使いましょう(笑)。ぜんぶスライスし終えたら、容器にグラニュー糖を入れて、ライムを絞りながら上から詰めていきます。

崎谷 三温糖とか上白糖ではダメなんですか?

山田 三温糖や上白糖だと甘みがくどくなっちゃう。さっぱりした甘みを出すには、精製度合いが高いグラニュー糖がいちばん。ライムミントビールにはグラニュー糖を使ってください。ちなみに、煮物なんかはグラニュー糖だとこってり感が出ないから、三温糖、上白糖のほうがいいんです。グラニュー糖は、ブドウ糖と果糖を加えた「転化糖」が加えられてないから、粘りが出ない。さあ、ミントも入れて、すりこぎ棒でぎゅっぎゅっとつぶしましょう。

崎谷 ここに、ビールを入れるんですか?

山田 いえいえ。このライムシロップはそのままテーブルに出して、ゲストに自由にビールと混ぜてもらうんです。そのほうが楽しいでしょう。ほら、とってもきれい。

崎谷 うおー、見た目がものすごくおしゃれ……!

山田 ライムだけじゃなくて、レモンを混ぜてもいいし、秋は紅玉などのりんごで作ってもおいしいんですよ。

崎谷 酸っぱい果物だったらいろいろ応用できるんですね。作ってみたい。ビール、すすみそうです。

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