ナウい飲みニケーション!

ネットで飲み会? オンラインだからこそ自由気ままに参加できます!

第17回 全社でリモートワーク、キャスターの「オンライン飲み会」

文:西本 美沙 / 写真: 菊池 くらげ(特記なき写真) 01.23.2019

これまで“潜入”してきたのは企業内で行われる飲み会や異業種による交流会といった「リアルな飲み会」でした。今回ご紹介するのは、秘書・経理・人事・WEB業務などをオンラインで受託する株式会社キャスターの「オンライン飲み会」です。一体どんな会が開催されるのでしょうか? オンラインでの飲み会は本当に成立するのでしょうか?

今回取材にお邪魔したのは旧キャスターオフィス。現在は渋谷のコミュニティ型ワークスペース「WeWorkIceberg」に移転したということで、オフィスには誰もいませんが、広報の藤井瑞穂さんにご対応いただきました。

え? 飲みニケーション取材なのに人がいないってどういうこと??

はい、その通りです。今回は人がいません。広報さん以外、いません。

静まり帰るオフィスの中でまずはビールとおつまみを準備。


これは、かつてない「切ない取材」になるのではないか……。そんな不安が心の中に過ぎった頃。

「よし、じゃあ乾杯しましょう~」

ノートパソコンに向かってそう音頭をとったのが、藤井さんでした。

東京・渋谷から参加する広報の藤井瑞穂さん

「乾杯~~~~」、「乾杯~~~~」、「お疲れ様~~~~」

飲み会がスタートしました。飲み会の参加者全員が向かい合うのはパソコン画面。

パソコン上のビデオ会議画面(画像提供:キャスター、以下同じ)

「ほとんど初対面。パソコン画面だから、ちょうどいい」

乾杯が終わると、ゆるゆると参加者同士がパソコンのビデオ会議システムを通じて会話をしていきます。音声をしっかりと聞き取るためヘッドフォンやイヤホンをしている人もいます。

「初めまして、なんか動いているの見るの新鮮ー!」
「いつもチャットでやり取りしているので話してみたかったんです」
「わー!**さん、そんなに若かったの??」「アイコンと全然雰囲気違いますね」
「アイコンは盛っていますので」



ほとんどの社員がリモートワークで、初対面の方も多いため自己紹介からスタートです。でも堅苦しくはなく、気がつけば誰かが話し、そこに別の参加者が突っ込んでいきます。

「好きなジブリ作品は?」
「宮崎の有名な温泉地ってどこだっけ?」

何気ない話題が逆にいいのか、初対面でもオンライン画面を通じて話が盛り上がっているのが不思議でした。

通常の飲み会だと、参加人数によっては小さなグループに分かれて話すことも多いのですが、オンラインだと、同じ画面をみんなが見ることになり、誰かが話をしている間はそれをしっかりと聞くことになります。このスタイルにより、オンライン飲み会には不思議な一体感が生まれるのかもしれません。

カンパネラナイト