ナウい飲みニケーション!

ネットで飲み会? オンラインだからこそ自由気ままに参加できます!

第17回 全社でリモートワーク、キャスターの「オンライン飲み会」

文:西本 美沙 / 写真: 菊池 くらげ(特記なき写真) 01.23.2019

居住地がバラバラでも得られる一体感

キャスターでは、リモートワークでも地方在住者でも給与格差がありません。そのため、スキルはあるのに育児や介護などがあって物理的に通勤できなかった人たちも数多く入社しています。従業員は北海道から九州まで日本全国にいるほか、今ではアジア、ヨーロッパ、欧米など海外居住の方も増えているそうです(業務委託の方を含みます)。

今回の飲み会にも、九州・関西・中国・関東の方が参加されていましたが、以前と比べてリモートワークの捉えられ方が変わってきたと言います。

「入社当時は、社外の人に仕事を伝えても、家で何しているの?と怪しまれていましたが、今はリモートワークというものを誰もが知っています。世の中変わったなと実感しています」(管理本部人事チームの井川舞子さん)

「以前は、子育てや介護、地方在住のため働き口があまりないなど、リモートワークを選択するしかない人たちが多かったのですが、最近は多様化が進み、都内にいるけれどリモートワークを選ぶ人たちも増えてきています」(管理本部の森ゆかりさん)

「男性のリモートワークも増えていますよ。これまで在宅ワークだと報酬面できついと感じることもありましたが、給与水準が変わらないのであればリモートワークには優位性しかありません。“退社打刻”をした10分後には家で子どもと遊べるのです。男性にとっても働きやすくなったと思います」(高見さん)

こうしたリモートワークには、テクノロジーの活用が欠かせません。フルリモートワークであるキャスターは、結果的にオフラインで全社員が集まることは困難。そのため、会社全体の会議には、オンラインで参加者がアバターとなって参加するイベントプラットフォーム「cluster」を活用しています。

「リモートワークは一人で作業するため、オフィス勤務にあるような『ちょっと、ちょっと』という声がけができません。ですから、部活だけでなく、いつでも声をかけれるような“オンライン相談部屋”を作っているチームもあります。社員のコミュニケーションやちょっとした息抜きになればと思っています。業務はチャットツールだけでもできますが、こういう機会を通じて実際に相手の顔を知ることで仕事もやりやすくなりますよね」(人事チームの井川さん)

この日は九州、関西、中国、関東から参加していました。

9割以上がフルリモートワークだというキャスターのオンライン飲み会。取材前は本当に盛り上がっているのか不安でしたが、参加してみると、予想以上に盛り上がることに驚きました。時に家族と、時にペットと、そして外ではなかなか見せないような自然体で参加できるのがオンライン飲み会のメリットなのかもしれません。

働き方の多様化が進む中、社内飲み会もなくなっていくのでは……とも思っていましたが、今回の取材を通じて、「飲み会のカタチは変われど、みんなで一緒にお酒を飲む楽しさは変わらない!」と再発見させてくれたキャスターの飲みニケーションでした。

西本美沙(にしもと・みさ)
ライター/PR
株式会社ドワンゴで各種サービスの宣伝・広報を経て、2016年退職。現在はフリーランスで女性向けメディアなどのライティングのほか、各企業のPR業務に従事。だいたいお酒と黒猫と戯れてます。
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