社内飲み会が若手コンサルタントのトライ&エラー実践の場に!/シグマクシス
第12回 シグマクシス

今回はコンサルティング事業を行うシグマクシスの社内飲み会に潜入です。「社内飲み会は若手社員のトライ&エラーの実践の場になる」という彼らの飲みニケーションとは一体?
今回、カンパネラ編集部が潜入したのは、コンサルティング事業を手がける企業・シグマクシス。コンサルティング事業だけではなく、「食&料理×テクノロジー」をテーマに、キッチンの未来をひも解く米国発のイベント「Smart Kitchen Summit」を日本で初開催するなど、様々な企業やアイデアをつなぎ合わせイノベーションを創出することにも力を入れています。
そんな彼らが毎月開催している社内飲みニケーションが「ハッピーアワー」です。2017年6月からスタートしたハッピーアワーは、15人ほどの若手コンサルタントが中心となり運営しています。毎月テーマを決めて、社内外から様々なバックボーン、得意技、小ネタを持つ人に登壇してもらい、参加者がお酒を飲みながら気づきやつながりを得る場だそうです。それでは早速潜入です。






こだわり1:若手コンサルタントのネットワーク作りのきっかけに
カンパネラ編集部が潜入した日のテーマは「人生のトライ&エラー」でした。同社の先輩コンサルタントら3人が「仕事」「お金」「結婚」をテーマに自身のトライ&エラーについて話しました。どのお話も記事には書けない濃厚な内容ばかりで、会場が笑いに包まれつつも、若手社員がスピーチにくぎ付けとなり耳を傾けていたのが印象的でした。






ハッピーアワーを始めたきっかけは何だったのでしょうか?
「弊社はコラボレーションで価値を生み出すことを強みとしていますが、仕事以外では社員同士の趣味や強みを知る機会が少ないと感じていました。コンサルタントは、プロジェクトごとにチームを作るため、様々なバックグラウンドを持つ人と関わりますが、業務中はプロジェクトに集中しているのでプライベートな話はあまりしません。歓送迎会などはありますが、それ以外にも組織や業務に関係なく、そして理由もなく集まれる、ゆるいコミュニケーションの場が作りたかったのです」(ハッピーアワーの企画リーダーを務める山本一貴さん)

若手コンサルタントが主導で企画するのにも理由があると言います。シグマクシスには20~50代までの幅広いバックグラウンドを持つコンサルタントが在籍していますが、彼らが重視することの一つがネットワーキングです。
「ハッピーアワーは若手コンサルタントのネットワーキング力を鍛える場でもあります。40、50代の先輩たちはすでに幅広いネットワークを持っていますが、若手社員はこの先、自分なりのネットワークを作っていく必要があります。まずは社内で、ネットワーキングとはどんなものかを体感しながら覚えられるのでは、という発想です。それに、若手社員が企画することで、他の若手社員が参加しやすくなります」(コミュニケーション部 池田多恵さん)