ナウい飲みニケーション!

「レベル高すぎる」パロディ動画対決。社員の相互理解を活性化/Viibar

第4回 Viibar(デジタル動画マーケティングの支援)

文:西本 美沙 / 写真:菊池くらげ 07.03.2017

飲み会などで社内を活性化する企業に取材して、飲み会にも参加してしまおうというコラム「ナウい飲みニケーション!」。今回はデジタル動画マーケティングを手がける「Viibar(ビーバー)」。創業4周年の記念パーティに当たる飲み会で、同社らしい動画対決のイベントが開催されました。

月末金曜日の19時。東京・目黒駅近くのとあるオフィスビルで、ちょっと変わった飲みニケーションが行われていました。お酒を飲みながら、社内の各チームが「パロディ動画コンテスト」を争っていたのです。場所はViibarの本社オフィスです。

Viibarはデジタル動画マーケティングを手がけている企業で、特徴的なのは同社が持つ3000人以上の動画クリエイターのネットワーク。「動画を作りたいけれど、高品質な動画を作るには莫大な費用がかかる」と悩んでいる企業とプロの動画クリエイターをマッチングするサービスを提供しています。そのほか、テクノロジーやカルチャーなどの情報をスマートフォンで届ける動画メディア「bouncy(バウンシー)」の運営や動画メディアの開発支援などを行っています。

このような動画のプロ集団であれば、「パロディ動画コンテスト」には相当なクオリティーが期待できそうです。

そもそも同社では、毎月月末に納会と称して社内飲み会を開いているとのこと。ここではどんな飲みニケーションが繰り広げられているのでしょうか。

趣向1:「面白コンテンツ」で社員のパーソナリティを知る

月末の飲み会は、2013年の会社設立当初、数人で仕事後にお酒をオフィスで飲み始めたものが、2年ほど前から納会という形で定例化しました。定例化と聞くと、なんだか業務に組み込まれているようで堅苦しい感じがしてしまいますが、社員はあくまで任意参加です。ただかなりの確率で、全員が参加しているといいます。

現在、社員数は約70人。会社の規模が大きくなるにつれて、どうしても各部署やチームが何をしているかが見えにくくなってくる。徐々にラインが固まって、縦割りの会社になりかねない。それを解消するために、あえて納会では部署をバラバラにしたチームを作って、それぞれの部署でイベントやレクリエーションに取り組んでもらう。こうして相互理解を図っているのです。納会のレクリエーションでは個人の趣味がひもづくようなものを用意して、その人の様々な側面を知るきっかけにもしています。

「3月にはプロ野球のシーズン開始ということで、好きな球団ごとにチームを分けて野球大会をしたり、4月はお花見をテーマにお弁当を用意したり。二人羽織で肉まんを食べる会もありましたね」。そう語るのは、今回の創業4周年の記念パーティのイベント事務局を務めた高垣陽子さん。Viibarの納会は、有志で集まったイベント事務局のメンバーがレクリエーションを企画します。

さらにViibarでは、部署内の飲みニケーションも促進しようと、会社から補助金を出しています。部署で飲み会やランチなどの懇親会をする際、毎月1人5000円が支給されます。これに加えて、部署を超えたコミュニケーション促すために、納会を開催しているわけです。

それにしても、社内の飲み会に「イベント事務局」があるとは驚きです。そもそも納会で「二人羽織をして肉まんを食べる」ってどういうことなのでしょうか。なぜそこまで体を張っているのでしょう……? 一度、実態を確認しなければ。ということでViibarの飲み会に参加してきました。

趣向2:お酒の席で普段は聞けないことを聞いてみる

今回潜入した納会はいつもの納会とは違い、創業4周年のバースデイパーティ。会場となるオフィスに併設したカフェスペースは、4周年を記念したバルーンで飾られ、ケータリングにもViivarの「V」の旗が立ったハンバーガーや、ロゴがアイシングされたクッキーが用意され、お祝いモードが醸し出されていました。あまりの可愛さに、社員のみなさんもケータリングスペースに来ては写真を撮っていたほどです。

Viibarの4周年記念のバルーンが飾られていました。
Viibarの4周年記念のバルーンが飾られていました。
毎回ケータリングにもこだわり、イベント事務局のケータリング担当者がシーズンごとに発注しているそう。
毎回ケータリングにもこだわり、イベント事務局のケータリング担当者がシーズンごとに発注しているそう。
「V」の文字が掲げられた「ビーバーガー」
「V」の文字が掲げられた「ビーバーガー」
お言葉に甘えて頂きました。美味しい……!
お言葉に甘えて頂きました。美味しい……!
インスタ栄えする料理の数々です。
インスタ栄えする料理の数々です。

納会は19時にスタート。まずは乾杯から。

最初の企画は、共同創業者3人がサイコロを投げて質問に答える企画です。会社のイベントでは新入社員の挨拶はあっても、なかなか創業者に突っ込んだ話を聞くタイミングがありません。そこで今回は、あえてこのようなコーナーを用意したそうです。

サイコロには、こんなことが書かれていました。

「Viibarで一番きつかった時期は?どんなこと?」
「お互いの学生時代の印象は?」
「彼女や奥様とうまくやる方法を伝授」
「部活動どうですか?」
「将来の夢」
「休日の過ごし方を教えてください」

普段は聞けないような、プライベートな内容を盛り込んだ質問です。

その他にも、毎月100本以上納品している動画から厳選したものを視聴する時間が設けられました。各動画の担当者が制作秘話を話すことで、動画に直接関わっていない社員にも事業をより深く理解してもらう狙いがあるそうです。

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