ナウい飲みニケーション!

スマイルズの社内勉強会「コム酒」をイベントでもやってみた

「飲みニケーションで学ぶ“関係性のブランディング”」in Associe Night'18

文:橋富政彦、写真:大槻純一 09.26.2018

日経BP社では、意識の高いビジネスパーソンの交流機会として、「Associe Night'18」を8月に開催しました。主に日経ビジネスアソシエの読者の方々を中心に、約200人が参加。様々な講演やパーティを楽しんでいただきました。このイベントでは「カンパネラ」の企画もあり、「Soup Stock Tokyo」を展開するスマイルズの取締役・野崎亙氏をお招きして、会場でスマイルズで実践されている「飲みニケーション」を再現しました! その模様をレポートします。

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催した「Associe Night'18」。台風13号の影響が心配されていましたが、東京直撃とはならなかったおかげで数多くのビジネスパーソンが来場してくれました。「カンパネラ」の企画は、スマイルズの取締役・野崎亙氏による「飲みニケーションで学ぶ“関係性のブランディング”」です。

スマイルズは、食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」やネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」など、多様な事業を展開しています。同社では“コム酒”と称した社内勉強会を不定期で開催し、お酒を飲みながら社員同士で価値交換を行っていることは、以前にも「ナウい飲みニケーション!」の記事で紹介しています。

【記事】お酒は“口実”です……スマイルズが実践する社員の価値を高める「コムザケ」って?

コム酒とは「小難しいプロジェクトの話とそれを中和する酒の力」の略称。このコム酒を、「Associe Night'18」の会場でやってみようという企画です。来場者の皆さんにも、アサヒビールより、イタリアのビール「PERONI(ペローニ)」が提供されました。ただ、会場の方々は、残念ながらその場では飲まずに、パーティまでお預けに。登壇した野崎氏と、聞き手のカンパネラ編集長が壇上で乾杯して、ビールを飲み始め、企画がスタートしました。

コム酒の企画者でもある野崎さんは、「さすがにお酒を飲みながら講演するのは初めてです」と笑いながら、ビールを片手にコム酒のポイントについて次のように話しました。

「なぜ、小難しい話をするときにお酒を入れるのか。これは最初に乾杯をして、“仕事ではない”という状況を前提にすることに意味があるんですね。仕事上の建前であるとか、周りの人との関係性、自分の立場をいったんナシということにする。そういう前提が、アイデアを発散させたり、可能性を導き出したりすることにとても有効なんです。それと、だれでもお酒を飲んでいると行動がいい加減になるじゃないですか(笑)。こういう場でいうのもなんですが、発表者の言葉を一言一句まじめに書き留めるようなことに意味はあまりありません。そんなに欲張らずにゆるい感じでやるぐらいがちょうどいいんですね」

今回のテーマは、野崎氏が市場を俯瞰しブランドの打ち手を考えるときの概念「関係性のブランディング」です。まずは、簡単なワークショップからスタート。来場者の皆さんに事前にお渡ししていた用紙にパッと思い浮かんだブランドや企業、そのイメージを書いてもらって隣の方にプレゼンを行っていただきました。1分半という限られた短い時間のワークでしたが、みなさん和気あいあいとした雰囲気で、積極的にプレゼンに挑んでいました。

  • 1
  • 2
伊東食堂