ナウい飲みニケーション!

「働き方を革新する」30以上の人事制度が個人の創造性を高める/Sansan

第8回 Sansan

文:西本 美沙 / 写真:菊池 くらげ 10.26.2017

社内で同僚や上司と酒を飲む「飲みニケーション」。昔の慣習だと思われていたコミュニケーション施策がスタートアップ企業を中心に復活している。単に飲むだけでしょ? いやいや、飲みの場こそ会社の雰囲気が浮き彫りにもなるのです。ということで、今回は、「Sansan」や「Eight」といったクラウド名刺管理サービスを展開するSansan株式会社です。「それさぁ、早く言ってよー!」のテレビCMでおなじみの会社といえばピンとくる人も多いはず。今回の会場となる緑が生い茂るスペースには大きなスクリーンが設置されています。どこかと中継がつながっている……? それではさっそく潜入してみましょう。

「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションを掲げるSansanには、多種多様な人事制度があります。今回お邪魔した飲みニケーションもその一つ。「つまみーの」と名付けられた飲み会は月に一度、社内に軽食とアルコールを用意して、部署を越えた社員コミュニケーションを促進しています。それではSansanの飲み会に潜入です。

こだわり1:そんなにあるの・・・!? どんどん増える人事制度で事業活性化

カンパネラ編集部がお邪魔した夜は、月初の水曜日に開催される社内飲み会「つまみーの」の日。オフィスのかたわらにお酒やおつまみが並べられていきます。社員は自由参加で好きなタイミングで集まるそうです。この日も19時ごろから徐々に仕事を終えた社員の方が集まってきました。

気づけばあっという間に社員の方々で埋め尽くされてしまいました。この日は60人近くが参加していたそうです。

Sansanには、「つまみーの」以外にも数多くの社内制度があるとのこと。その数なんと30!!

例えば、生産性向上のため在宅勤務ができる「イエーイ」、土日を平日休みに振りかえる「どに~ちょ」。さらにはラーメン二郎部やパパママ会などコミュニティの活動費が一部補助される「よいこ」、自分や会社の強みについて社長の寺田さんとグループで話す「テランチ」など様々です。

なかでも特に人気なのが、「過去に1回も飲みに行ったことがない」「他部署」の人と「2~3人で飲みに行く」ことで1人3000円を会社が補助するという「Know me(ノーミー)」だそう。

しかし、そんなに多くの人事制度を作る必要があるのでしょうか? 人事の我妻さんによると、Sansanの人事制度はすべて「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションを達成するために考えて作っているそうです。単なる福利厚生ではなく、生産性の高い環境を作り、社員の創造性を高めることで、パフォーマンスにつなげられるかが人事制度の役割だといいます。

「毎期ごとに、どんどん人事制度が増えています。社員や役員から『こういう施策を用意したらどう?』と提案されることもあります。いかに組織を強く、生産性を上げられるかを常に考えてアンテナを張るようにしています」

BARガイド