ナウい飲みニケーション!

「出社」の概念がない!? 自由すぎる会社の”飲みニケーション”/ユーザベース

第9回 ユーザベース

文:西本 美沙 / 写真:中島 正之 11.14.2017

「飲みニケーション」ってダサいよね。というか、なんで会社の人とお酒を飲まなきゃいけないの? 義務的に飲みに行く嫌なイメージがつきまとっていた飲みニケーション。しかしスタートアップ企業を中心として飲みニケーション施策を導入しているそう。どんなモチベーションで飲み会に参加しているのでしょうか? ということで、今回は、ソーシャル経済ニュース「NewsPicks」や企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」を世界に展開する株式会社ユーザベースです。なにやら今日はインターンシップの初日だそうで、若い人たちがいっぱいです。それではさっそく潜入してみましょう。

ソーシャル経済ニュース「NewsPicks」や企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」を提供する株式会社ユーザベース。「経済情報で、世界をかえる」をミッションとして掲げるユーザベースでは、現在、世界各国の経済情報をいち早く届けるために、東京・大阪のほかにスリランカ、上海、シンガポール、香港、ニューヨークの世界5カ国に活動拠点があります。日々のやりとりはもちろんオンラインツール。

それでも、やはり対面コミュニケーションが大事な役割を果たしているというユーザベース。一体どんな飲みニケーションなのでしょうか?

こだわり1:若い子が嫌なのは強制される“飲みニケーション”

今回、カンパネラ編集部がお邪魔した日は、サマーインターンシップ初日でした。ユーザベースでは経済情報を取り扱う企業として、今年のインターンシップでは「グローバルなM&A戦略に挑戦する」と題して、外資系投資銀行出身の役員などによる事業戦略やM&A戦略のレクチャーが行われた後、最終日にはインターン参加者らによる買収戦略プレゼンテーションがありました。そのほかにも、NewsPicksの「プロピッカー」(各分野のプロフェッショナル)であるインテグラル代表 佐山展生さんによる講演も。なんともぜいたくなインターンシップですね。

そして、そんなインターンシップ初日にまずは歓迎と交流の意味も込め、オフィスで先輩社員を交えた飲みニケーションがスタートです。

はい、かんぱ〜い
用意されたピザも一瞬で若い社員の胃袋の中に消えてしまいました

ユーザベースでは、「社内バー」と称してこのような社内飲み会を数カ月に1度実施しています。そのほかにも社員交流の活性化を目的とした施策として、新入社員とランダムに選ばれた他部署の社員をマッチングさせてバディー(相棒)とする「ウェルカムパートナー制度」があります。これは新入社員がいち早く会社のカルチャーになじめるようにするためだそうです。

さて、この日はインターンシップ初日でしたが、先輩たちがお酒を前にして既に盛り上がっています。そんな現場に若者は何を思うのでしょうか? 「正直、社内の飲み会はうざい!」と思っているんじゃないでしょうか……。インターンシップに参加していた中川さんと河合さんにお話を聞いてみました。

サマーインターンシップに参加していた二人。左:中川さん、右:河合さん

「いえ、若者が嫌だと言ってる飲み会は強制的な飲みニケーションだと思います。義務化されていないフラットな社内飲みであれば、お店に移動する時間もかからないし効率的ですよね。仕事とプライベートが半分半分なのもちょうどいいと思います。それにお酒の席だと社員の方にざっくばらんに今後の戦略を聞けるのもいいですよね」(河合さん)

「他の企業も含めていくつかインターンで企業の飲み会に参加しましたが、定期的な飲み会は部署の垣根を越えた交流にもなっているし、飲み会があることで仕事のペースや区切りをつくることもできるんじゃないかなと思いました。僕も同じで、先輩の方にいろいろ気になっていることが聞けたのもよかったです」(中川さん)

よかった! 飲みニケーションを拒絶する意見だったらどうしようかと思っていましたが、「強制されない自由な飲みニケーション」は仕事においても効果的だと感じているとのことです。

カンパネラナイト