元CA・クララの日記

客室乗務員的イチオシの美しい北海道

文:駒崎 クララ 06.23.2016

この度コラムを書くことになりました、元客室乗務員(CA)の駒崎クララと申します。夏だけ開かれる市場や24時間オープンのサンドイッチ工房、青く輝く池など、今だから行きたい北海道の魅力をCA視点でご紹介します。

皆様、こんにちは。この度、ご縁あってこちらでコラムを書くことになりました、元CA(キャビンアテンダント:客室乗務員)の駒崎クララと申します。今はKoLaboという会社を経営していまして、「CREW WORLD」というCAや元CA専用の情報共有・交流サイト(SNS)を運営しています。また、CA向けの教育・セミナー事業や、CAや元CA向けの職業紹介サービスなども提供しています。

CAというと特別で限られた世界、と思われるかもしれませんが、実はこの「CA視点」が、一般のビジネスや生活全般にお役に立つことが意外にたくさんあるんです。そこに狙いを定めたのが私の会社でして、有り難いことにいろいろな方々と協業させていただいています。カンパネラ読者の皆様にもお役に立てる話題を提供すべく、CA魂200%で頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。

幼少期に、なぜかヨットで世界一周!?

ちょっとここで、私の生い立ちから紹介させてください。私は5歳の時から約5年間をかけて、両親と3人で、そして途中から妹も加わって4人で、ヨットで世界を(ほぼ)一周した経験があるんです。

日本人の両親の下、日本で生まれた生粋の日本人だった私・駒崎クララの海上冒険物語、それは今の私のCAに関わるキャリアと「思い」の原点なので、紹介させてください。

出発は1988年6月、フランスのマルセイユ港から始まります。航路は西回り。まずは大西洋を横断してアメリカ大陸へ。その後はパナマ運河を抜け、後半は太平洋を、まさに家族3人(4人)ぼっちで横断しました。何日も陸を見ない日。嵐の日。各地の港で同様な航海をしている家族の子供と遊んだり、勉強したりした日。5年にわたるヨットの旅でいろいろな経験をした後に帰国し、そこから日本人としての人生をあらためてスタートさせました。 

この連載では、この航海中の経験も交えてお話を進められればと思いますので、どうかよろしくお願いします。

CAが発見した北海道の見どころ!

本格的な夏を目前に控えて、少し早めの夏休みを取得する方も多いのではないかと思います。ちょっと気が早いかもしれませんが、夏休みの計画を立てるなら、6月の今がおすすめです。

先ほども申し上げましたが、私が経営しているKoLaboという会社では、CAやCA経験者専用の情報共有・交流サイトであるCREW WORLDを運営しています。そして今年2016年、このサイトで培ったユーザー層やノウハウを基に、「CA 47 観光大使プロジェクト」というプロジェクトを開始するに至りました。このプロジェクトは、日本各地の自治体や観光協会などと協力して、日本各地の美味しい食べ物や飲み物、あるいは絶景スポットの情報を広めていこうというものです。

具体的には、CREW WORLD会員の中から、その土地に縁のあるCAを「観光大使」に任命し、さらに深く土地の特徴や情報を学んでもらいます。そのCAには観光大使として担当する土地の情報を旅客機内で発信してもらうことで、国内外に土地の情報を広げていく、という流れを想定しています。これにより、日本の各地に国内や海外からの観光客を呼び込み、地方をもっと元気にしていこうと考えているのです。

なぜCAが観光大使なのかと言いますと、CAは旅客機の保安・サービス要員なのですが、機内でたくさんのお客様と接しているため、観光客が抱いている微細なニーズをかなり把握しています。その結果として、「こういう商品があったらすごく観光客に受けるのにな」という、いわゆるマーケティングのセンスが磨かれている人が多いのです。

その上、CAは到着地でのステイ(滞在)が多いため、各地の商品やサービスを見る目が肥えています。そうした経緯から、CAを観光大使にするこのプロジェクトを企画するに至りました。

プロジェクトを進めている経緯から、私も日本各地の観光スポットにかなり詳しくなってきました。今回はちょっと早い7月の夏休みにぜひ訪れていただきたいスポットとして、北海道の札幌~富良野エリアをご紹介します。ここでは1泊2日をかけて自動車で周遊するプランを想定してスポットを選びました。

今回ご紹介するスポットは、私も実際に足を運びました。その経験から言っても、文句なしにおすすめです。

では早速、ご紹介していきましょう。

伊東食堂