日本カワイイ総研。

「日本カワイイ大賞」、篠原ともえと一緒に12月10日に発表!

クール・ジャパンならぬ「カワイイ・ジャパン」、産官学でカワイイを発信

文/写真:日本カワイイ総研。取材班 12.01.2016

世の中のモノ・コトを「カワイイ」で再定義する活動が、世間にますます受け入れられている。カンパネラでは産官学で連携し、「日本カワイイ大賞」を実施する。授賞式は12月10日土曜日12時30分スタート。食、農、産業における「日本のカワイイ」を発掘する。

「全国きものデザインコンクール」で京都府知事賞に!

篠原ともえさんがカワイイと融合させた伝統文化とは、ずばり伝統文化の代表・着物である。

以前から着物好きを公言し、帯や浴衣を含むデザインを手がけてきた篠原さんだが、この秋は、あることが話題となった。全国染織連合会による「第20回全国きものデザインコンクール」の手描き部門で、京都府知事賞を受賞したのだ。

京都府知事・山田啓二氏から表彰される篠原ともえさん

一般公募での参加。しかも、エントリーは名前ではなく番号のみで行ったため、審査委員は、篠原ともえさんの作品と知らずに評価。つまり、実力での授賞である。応募総数は、全国から5621人だった。

画期的だったのは、やはり、若い世代に「古い」「着るのが面倒」という先入観を持たれがちな着物にカワイイ要素を加え、そうした先入観を乗り越えさせるデザインを実現したことである。

作品名は「地球☆唐草」。

こちらが篠原ともえさんの作品「地球☆唐草」

奈良吉野の手すき和紙に手描きで仕上げたもの。とにかく色にこだわり、特別な技で出したという淡い色とデザインが目を引く。

「淡い色のバランスや着物デザインにしやすい新しいモチーフということで、ご評価いただきました! 力がわいてきます!」と、篠原ともえさん。

同着物コンクールでは、上位入賞作品は、プロの手によって実際の着物となる。篠原さんの作品「地球☆唐草」も、1カ月半かけて京都「に志山染匠」の着物職人が製作。

以下の写真をご覧いただきたい。

「地球☆唐草」の着物

このカワイイ着物は、京都市美術館での展示の後は、新潟、愛知、さらに海を越えて、ドイツのケルン、オランダのアムステルダム、フランスのパリへと移動し展示される。

カワイイを取り入れた着物が、世界に披露される様子は、まさにクール・ジャパンならぬ、「カワイイ・ジャパン」。海外での反響も楽しみである。

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