遊びながら発想力アップ!ビジネスパーソンのためのアウトドア術

時代はオシャレキャンプ!女性も楽しいアウトドアのトレンドを探る

第16回:機能というよりはよりオシャレに、写真映えするSNS時代のアウトドア

文/写真:小林 孝延 10.27.2016

今は女性がアウトドアのトレンドをつくる時代。写真映えを気にするSNS時代ならではの、おしゃれなキャンプサイトづくり、野外料理、グッズ選びが人気です。今回は「オシャレキャンプ」の実際と、アウトドアグッズのトレンドをご紹介します!

先日、FMラジオのアウトドア特番にゲスト出演した際に、キャンプのトレンドの変遷について話しました。端的に言いますと、キャンプも時代背景とともに流行があるんです。過去はさておき、今はやはり女性がキャンプのトレンドを引っ張る時代。写真映えを気にするSNS時代を意識したキャンプサイトづくり、野外料理、グッズ選びが人気です。

何度かこのコラムでも書いていますが、基本的にアウトドアグッズは機能優先。その機能とは突き詰めれば軽量、コンパクトです。しかし今はそこに魅せる要素が加わって、その優先順位がぐっと上がっているのです。つまり機能を多少損ねてもファッション性やビジュアルを重視する傾向が強まっています。

おしゃれ鉄鍋やワイングラスでまとめたキャンプもアリ!?

確かに登山と違ってオートキャンプの場合は自動車で荷物を運ぶので、そこまで収納性にこだわらなくてもいいし、多少機能が低くても命に関わることはありません。それよりもむしろ、キャンプサイトでお気に入りのものに囲まれて過ごす時間を大切にしたい、そう考えるのもアリなのです。

お気入りの柄のテーブルクロスにこだわり、調理器具にあえて家庭用のル・クルーゼやストウブなどを用いたり、素敵なワイングラスでおいしいお酒を楽しんだり。テントの入り口にガーランドを飾り、その脇にハンモックをつるす。見た目にも華やかなキャンプサイトをあちこちで見受けます。強者になると、アイアンやウッドでつくったオリジナルのキャンプ用ファニチャーでサイトをしつらえたり、キャンプ道具をしまうコンテナにステンシルで装飾を施したり。本当にその楽しみ方は自由そのもの!

こんな時代においては、アウトドアメーカー各社の最新のプロダクトたちも、機能性だけでは物足りないキャンパーに向けたものが多数見受けられるようになりました。

“オシャレオートキャンプ”を家族で楽しんでいる東京都の会社員・須崎博之さんはこう語ります。

「キャンプには子供が生まれる前からちょこちょこ行っていましたが、頻繁に行くようになったのは子供が生まれてからですかね。友人たちと家族ぐるみで行くことが多いです。職場のみんなや取引先のお客さんと行くこともあります。頻度は4月から10月まで、ほぼ月1ペースですね」

須崎さんのキャンプサイト。写真からオシャレ感と楽しさがにじみ出てきます!

須崎さんのキャンプサイトは、まるで雑誌から飛び出してきたのかのようにフォトジェニック! そのこだわりについて伺うと、「全体の統一感」と「演出小物」がポイントだそう。

「全部ナチュラルとかではないのですが、いろんなテイストのものを集めたり、気に入らないものはプチDIYしたり、サイト全体の統一感が出るように工夫しています。たとえば焼き入れのリンゴ箱にステンシルしたり、アイアンのラックはペンキを塗ったり。次はツーバーナーを置く台プラス、広いキッチンテーブルをプチDIYしようと思っています。イグルーのクーラーボックスやスタンレーのジャグは、色だけで選びました(笑)」

リンゴ箱もプチDIYで演出

自慢のアイテムはフリーマーケットで購入したアメリカ軍の担架とコットンタープ。

「担架は3つあってコットの代わりにしていました。あと、(キャンプ用品店の)CAMP on PARADEさんでオリジナルでつくったコットンタープは自慢です。雨ばかりでなかなか活躍できていませんが。でも、大物はお金もないのでそんなに珍しいものはありません」

「むしろ小物はキッチン中心にいろいろ持っていってます。便利なのはツールボックス!包丁などのツールや調味料類などをもっていくのに活躍しますし、そのまま開いて使ってかわいい。ロッジのスキレットやウッドのカッティングボードなどはべたですが、スレートは料理載せると映えるのでおすすめです! Wild&Wolfのホーローマグ、Baciというイタリアのアクリルグラスなどもほんまかわいい!」

スレートの上に料理を載せると料理の色が鮮やかに
Baciのアクリルグラスはかわいさを演出

さて、そんなおしゃれキャンパー向けのアイテムに力を入れているのが、キャンパーにとっての超定番ブランド・コールマン。「インディゴレーベル」というシリーズを展開し始めました。「インドアとアウトドアをボーダレスにする」というコンセプトのプロダクトは、室内で使ってもイケてるファニチャーやグッズがラインナップされています。

コールマン・インディゴレーベルのWebサイト(出所:コールマンWebサイト

自由奔放なデザインで人気のテキスタイルブランド・モンロとコールマンがコラボして生み出したインディゴレーベル。インディゴブルーのパッチワーク風デザインのテントやタープ、チェアは、緑あふれるキャンプサイトで目立つのはもちろんのこと、都会のマンションのルーフテラスにも似合いそうな雰囲気にあふれています。また、ついつい消耗品として軽視されがちなガスカートリッジさえ、ホワイトにしてしまうという斬新さです。

(出所:コールマン)
(出所:コールマン)
カンパネラナイト