日帰り飲みの旅~首都圏~

山梨県「奥藤本店 甲府駅前店」:甲府のそば屋さんの総本山として知られる老舗で「歴史飲み」はいかが?

文/写真:日本食文化観光推進機構 05.09.2019

今年、開府500年を迎える甲府。1519年、甲斐国の守護大名で武田信玄の父である武田信虎が現在の甲府市古府中に館を移転、「甲」斐国の「府(つかさ)」という意味で「甲府」と名付けられたそうです。今回は首都圏から少し足を延ばして山梨県甲府市を訪れ、「歴史飲み」を楽しんでみましょう。ご紹介するのは老舗そば店の「奥藤本店 甲府駅前店」です。

甲府駅のすぐ近くに甲府城跡があり、城跡の一部が舞鶴城公園として市民の憩いの場になっています。駅前には昭和44(1969)年に建てられた武田信玄像。

甲斐の国の歴史を感じながら街歩き。

のどが渇いてきたところで待望のお食事タイム。大正2(1913)年創業の老舗そば店で一杯頂きます。



そば屋といえば、旨いおつまみの宝庫。さっそく乾杯です。


甲府を代表する味「甲府鳥もつ煮」、ビールに抜群に合います

奥藤(おくとう)に来たならば、なんと言ってもまずは「甲府鳥もつ煮」。こちらはその発祥のお店なのです。昭和25(1950)年頃に誕生し、今や甲府を代表する味として知られるようになりました。新鮮なレバーやキンカンなどの甘辛い味付けは、ビールに抜群に合います。

甲府鳥もつ煮(小) 530円

そば屋のつまみといえば、王道はだしの効いた玉子焼。そばつゆのかえしを使っており、ほんのり甘い味付けは保証付きですが、色味が美しい黄色です。

おそば屋さんの卵焼き 800円

あまり知られていませんが、山梨県でも馬肉を食べます。長野県は農耕馬が馬食文化に深く関係しているようですが、山梨県では富士山信仰で荷揚げに馬が用いられることが背景ではないかということ。とても柔らかい赤身の馬刺しは、生姜・にんにくお好みの薬味でいただきます。

甲州名物馬刺し 1100円

葉ワサビの醤油漬けはお隣、笛吹市芦川産のものを刻んだ一品。山梨県も水がきれいなところでワサビが生産されています。

甲州芦川産 葉わさび醤油漬け 400円

葉ワサビの辛さは辛口ビールとの相性抜群ですね。


伊東食堂