三菱UFJリサーチ&コンサルティング経営戦略部の西川秀二氏による、三菱UFJビジネススクエア「SQUET」の連載コラム『こんな部長は会社を困らせる』から、人気記事を転載する。第2回は、仕事の抱えすぎで、部下と向き合う余裕がない部長は困りもの。部長の業務を棚卸ししてやるべきことを明確にすべき、というお話。

仕事の抱えすぎで、部下と向き合う余裕がない部長
写真/sakura stock.adobe.com
[画像のクリックで拡大表示]

◆事例

 C社のある中堅社員はこんな悩みを抱えていた。

「うちの部長は部下の話を全く聞こうとしない。部長が出席する会議はとても苦痛だ。会議で発言をしろと言われるが、その内容が部長の意に沿わないものだと、即座に猛烈な叱責を受ける。だからその会議では誰もが沈黙し、早く終わることだけを願っている……」

 また、D社の部長10人を集めた研修が行われたときのこと。皆さん非常にまじめな方々であったが、困った点はとにかく顧客や社内からの“急ぎの”呼び出しが多すぎて研修に集中できないことである。2時間に1回の頻度で必ず休憩を入れるカリキュラムを組んだのだが、ある部長についてはその時間すら待つことができない。わずか2時間すら集中して何かに取り組めない状況で、部長の役割は全うできるのだろうか?

この記事は
「DeCom会員登録(無料)」で
続きがご覧いただけます。

DeCom会員はこちら

ログイン

DeCom会員登録(無料)はこちら

今すぐ会員登録