考えることができるかどうか

 自分の会社が売り上げ数十億円、数百億円、数兆円になった姿を想像できるか。想像できなければ、その数字は絶対に達成できません。なぜなら、それらの数字がゴールだとすれば、ゴールを想像できなければ到達するための過程を考えることができないと言えるからです。売り上げ5億円の会社を、売り上げ50億円にする方法を想像してみましょう。どういう方法を思いつくか。事業規模を拡大するために取引先を増やす、支店を増やす、新規事業を始める等々、いろいろあると思います。その具体的な方法を想定できるのか。極端な話、売上高45億円の会社を買収できれば、それでも目標は達成できます。では、そのための具体論や資金調達の方法を想像できるのか。これらのことは、想像できなければ、そもそも行動することすらもできません。行動できなければ、当然に達成もできない。つまるところ、会社は社長が頭の中で描く通りにしかならない、と言っても過言ではありません。

 会社がどうなるのか、会社をどうしたいのか。そういう「夢」を語れる社長だけが会社を成長させることができると思うのですが、いかがでしょうか。

(三菱UFJビジネススクエア「SQUET」より2020年12月23日掲載記事を転載)

岩松 正記(いわまつ まさき)氏 税理士
岩松 正記(いわまつ まさき)氏
税理士
宮城県生まれ。東北税理士会仙台北支部所属。大学卒業後、10年間に転職4回と無職を経験し、その後、独立。元査察の税理士に仕えていたため、税の世界の裏事情にも詳しい。主な著書に『経営のやってはいけない!─残念な会社にしないための95項目』など。
DeCom会員登録のご案内

会員登録された方に、メールマガジンで新着記事、新連載のご案内、その他ビジネスに役立つお得な情報を無料でお送りします。会員限定記事も今後続々登場する予定です。ぜひご登録ください。
DeCom会員登録はこちら