広範かつ強固な海外ネットワークを持つMUFG。本コラムでは、世界各地の拠点責任者・駐在員が、現地の生情報をリポートする。今回は、現在の新型コロナウイルス禍における、インドネシア・ジャカルタの最新事情。(DeCom編集部)

新型コロナの影響でジャカルタの悪名高い交通渋滞も今は昔。大通りもスムーズに流れています
新型コロナの影響でジャカルタの悪名高い交通渋滞も今は昔。大通りもスムーズに流れています
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もともとは週末になると夜遅くまでにぎやかな街

 インドネシアは人口の9割がイスラム教徒で、世界最大のイスラム教人口を持っています。従って、多くのインドネシア人は「基本的には」飲酒をしませんが、国内での飲酒は禁止はされておらず、飲酒が可能な飲食店も数多くあります。さらに、集まって騒ぐことが大好きな国民性。新型コロナウイルスの感染拡大以前は、週末になると夜遅くまでにぎやかな、時には騒がしい音が街のあちこちで聞こえていました。

 足元、インドネシアではコロナの感染が継続。感染者数が高止まりする中、レストランなどでの大人数での会食は制限されています。集まり好きなインドネシア人にとって大きなストレスでしょうが、そうした中で、多くの人は「オンライン飲み会」ならぬ、「オンライン食事会」を開催して、騒ぎたい気持ちを発散させています。

 当社でも最近の宴会は専らオンライン。送別会目的などで、月に1度程度開催されるのですが、基本的な形態は、主催者である役員が出席者の食事を手配してくれて、家まで配車サービス大手のGrabやGojekのバイク便などを使って届けてくれるというものです(私のアパートは分かりにくいのか、頻繁にドライバーが迷子になるのですが)。ジャカルタのフードデリバリーは種類も豊富で、「大戸屋」「牛角」といったおなじみの日本食のお弁当が手配されることも多く、出席者はそれを食べながら画面を通じて語り合います。

インドネシアでもコロナ対応が進んでおり、各建物に入る際には体温の検査が行われています。ジャカルタのバンクダナモン本社ビルでは、顔認証と体温測定を組み合わせた入館管理を導入しています
インドネシアでもコロナ対応が進んでおり、各建物に入る際には体温の検査が行われています。ジャカルタのバンクダナモン本社ビルでは、顔認証と体温測定を組み合わせた入館管理を導入しています
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