オフィス再開に向けた取り組み

 米国では引き続き多くの会社が在宅勤務中心のビジネスを継続中です。非常事態宣言が出された昨年3月以降、ニューヨーク州内で在宅勤務の原則義務化が示達された時期もあり、最大で実に6割を超える就労者が在宅勤務を余儀なくされることとなりました。もともと働き方の多様化が進んでいた米国ですが、こういった政府の方針も相まって、より一層在宅勤務が定着しました。

 ワクチン接種が急速に進む中、今後どのように従業員の安全を確保しながら、オフィス回帰を進めていくかということは、大きな焦点の1つになっています。我々も、まさにキャパシティー上限やオフィスへ戻す従業員の優先順位付けといった全体方針から、従業員へのオフィス利用ルールの周知徹底、使用可能な座席・パソコンの指定といった細かな対応を整えながら、ポストコロナの新しい働き方を見据え、オフィス勤務・在宅勤務のハイブリッド運営も含めて新しいワークスタイルの在り方を模索している最中です。

 以上、ワクチン接種の状況、ワクチン普及後の文化、ビジネスの取り組みの一部を紹介させていただきました。依然猛威を振るうコロナウイルスの影響下、回復に向けてどのように枠組みづくりを行っていけるか、新たなロールモデルを模索していきたいと思っています。

オフィスの導線を整理して接触を制限する取り組み
オフィスの導線を整理して接触を制限する取り組み
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西川 洋一郎(にしかわ よういちろう)氏 MUFGユニオンバンク 米国法人営業部(東部)部長
西川 洋一郎(にしかわ よういちろう)氏
MUFGユニオンバンク 米国法人営業部(東部)部長
1971年生まれ。岡山県出身。94年三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。M&Aアドバイザリー業務、LBOファイナンス業務など、証券会社出向を含み投資銀行業務を長く経験。その後、MUFG自身の海外銀行宛て出資・買収プロジェクトに複数従事。海外はロンドンに2度、それぞれ非日系法人取引の審査、営業企画を担当。19年5月から国内で外資系金融機関及び事業法人の営業を担当後、21年4月から現職。
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