広範かつ強固な海外ネットワークを持つMUFG。本コラムでは、世界各地の拠点責任者・駐在員が、現地の生情報をリポートする。今回は、英国ロンドンだ。現地の新型コロナウイルス対策の最新状況を報告する。(D-Com編集部)

ロックダウン期間中のロンドンの様子
ロックダウン期間中のロンドンの様子

 世界中で大変な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。英国は感染者の数が多いこともさることながら、変異株が発見され、その後国内外に広がったことからも大いに注目されました。今回はそんな英国ロンドンのコロナ事情について、現地での状況をリポートしたいと思います。

 2020年初め、英国にとってコロナウイルスはアジアで起こっている問題であり、対岸の火事といった感じで、同年2月末にイタリア・ミラノで感染者が増加するまでは、そこまで気にすることもなく、皆いつもと変わらず生活をしていました。しかし同年3月後半に政府がロックダウンの方針を打ち出し、急速に状況が悪化すると、人々はぱったりと外に出なくなり、街は本当に人が全くいない状況になりました。

 その時、仕事面では在宅勤務が広まっていたこともあり大きな混乱はありませんでしたが、生活面では外出が1日1回、必需品の買い出しもしくは運動のみに制限されて、心身ともに厳しい思いをしました。普段にぎわったシティの街は閑散として、ビジネスへの影響を強く感じることとなりました。

 英国では従来、マスクを着けていると病気と思われるという風潮があり、人々は着用していませんでしたが、現在では必須となっていることもあり、かなり定着してきた印象です(ただし屋外では必須ではないため、街を歩く際は外している人が多い状況。マスク以外にもスカーフで口の周りを隠すなどスタイルは様々です)。