広範かつ強固な海外ネットワークを持つMUFG。本コラムでは、世界各地の拠点責任者・駐在員が、現地の生情報をリポートする。今回は、中国・北京。中国の政治・経済の中心地の、今とこれからについてリポートする。(DeCom編集部)

天安門(右)と万里の長城(右下)。万里の長城には、コロナからの回復もあり多くの観光客が登っている
天安門(左)と万里の長城(右下)。万里の長城には、コロナからの回復もあり多くの観光客が登っている
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 2021年3月に約20年ぶりに北京に赴任しました。久しぶりの北京ですが、変化が目覚ましく、この20年間の発展・変貌ぶりに驚いています。今回は、街としての北京の今と、今後のイベントなどをご紹介します。

中国の中心としての北京~伝統と現代が入り交じる政治と経済の中心地

新旧入り交じる街

 北京には皆さんご存じの世界遺産も数多くありますが、同時に新しいビルも次々と建設されています。街を歩くと、至る所で古いものと新しいものとが混在しています。ブランドショップが多いのも特徴でしょう。

新旧の建物が入り交じる北京。写真左は東岳廟。すぐ近くに高層ビルや新しい建物が建つ。ブランドショップ(右)では、ほぼ毎週末に並ぶ人々が見られる
新旧の建物が入り交じる北京。写真左は東岳廟。すぐ近くに高層ビルや新しい建物が建つ。ブランドショップ(右)では、ほぼ毎週末に並ぶ人々が見られる

緑が増え、空気もきれいに

 以前はPM2.5などの大気汚染が北京の代名詞のようになった時期もありましたが、昨今では空気汚染も大きく改善されました。以前赴任していた時期に比べても、格段に緑が増え、またゴミの分別回収なども始まっており、環境保全面にも高い意識がうかがえます。

花と緑が増えた北京(左)とMUFGバンクの植樹活動の様子(中、人物手前左が筆者)。右は北京のゴミ分別の状況(筆者マンション)
花と緑が増えた北京(左)とMUFGバンクの植樹活動の様子(中、人物手前左が筆者)。右は北京のゴミ分別の状況(筆者マンション)

厳格なコロナ管理

ビルの入り口でのコロナ管理。自動体温測定に加え、健康アプリでの入場登録が毎回必要。他の地域より厳しい管理
ビルの入り口でのコロナ管理。自動体温測定に加え、健康アプリでの入場登録が毎回必要。他の地域より厳しい管理

 中国でのコロナ管理は厳格ですが、北京は中国の他の地域よりもさらに厳格な感じがしています。3月に広州から北京に赴任した際、北京のみ受け付けレーンが別で、国内移動にもかかわらず事前PCR検査が必要でした。

 また、最近ではワクチン接種を強力に推進しており、我々も関連当局より従業員全体の接種率を上げるよう言われています。私自身も既に接種しました。

スタートアップ企業も多数、便利化・自由化政策推進

 北京には、北京大学・清華大学という中国TOP大学があり、優秀な学生・研究者も多く、スタートアップ企業も多く設立されています。また、当局も「両区」と言われる自由貿易区を設置するなど、自由化・便利化にも力を入れ、企業誘致・起業推進を行っています。
自由貿易区「両区」の紹介ページ
日本企業向け「両区」説明オンラインセミナーのホームページ(出所:北京市投資促進服務中心)