日本人の死因の第1位はがん、第2位は心臓病、第3位は脳卒中ですが、75歳以上の後期高齢者で比べると、心臓病と脳卒中を合わせた循環器疾患は、がんの死亡者数を年間2万人上回り、死亡原因の第1位となっています。
今回のセミナーでは、実地医科の先生方を対象に著名な循環器専門医が講師となり、心不全の予防、診断、治療の実際をレクチュアします。
心不全の特徴は良くなったり、悪くなったりしながら進行し、完治しないことです。また、心不全の5年生存率は50%と予後は「ある種のがんより悪い」とされ、長期にわたって寝たきりになるなど、生活の質が著しく低下させます。喫煙や飲酒などの生活習慣の悪化が心臓の機能を低下させ、結果的に心不全を引き起こします。
患者に正しい生活習慣を指導することで心不全にさせない。仮に心不全になってしまっても発症させない。そして心不全を発症しても再発させない、さらに心不全を悪化させない。このように心不全には4回予防のチャンスがあり、実地医科の先生方には、このような指導をしていただくことが求められています。
開会の辞 |
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主催者挨拶 | 小室 一成 氏 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 日本循環器学会理事 |
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講演1 (30分) | 本当は怖い心不全~心不全パンデミックを防ぐために |
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講演2 (30分) | 血液検査でわかる心不全の発症と重症化予防 |
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講演3 (30分) | 心不全は4回予防できる~心不全予防のチェックポイント |
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講演4 (30分) | 糖尿病における心不全予防の重要性 |
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トークセッション (30分) | いかに心不全を予防するか |
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※受講者からのWEB 会議システム(チャット機能)による質疑応答
座 長:小川 久雄 氏
パネラー:小室 一成 氏 斎藤 能彦 氏 小田原 雅人 氏
日時 | 2020年12月13日(日)14:00~16:30 |
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会場 | (WEBセミナー発信スタジオ):21世紀メディカル研究所(東京四谷) |
開催形式 | ZoomによるリアルタイムWEB配信 |
主催 |
日本循環器学会予防委員会 |
共同主催 | これからの心臓病医療を考える会、 |
後援(予定) | 日本心不全学会 |
協賛(五十音順) | GEヘルスケア・ジャパン、第一三共、日本ベーリンガーインゲルハイム、 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
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