JA三井リースと料理教室のABC Cooking Studio(東京都千代田区)は、地域活性化に取り組む全国の農協・連合会(JA)などの直売所における新しいコミュニティとして「あぐりきっちん supported by ABC Cooking Studio」を共同展開する。10月15日に業務協定を締結したと発表した。

 あぐりきっちんは、ABC Cooking Studioのサポートの下で店舗設計・レシピ・スタッフ研修などをパッケージ化したプログラム。全国126店舗を展開する同社の料理教室のノウハウを活用し、JA直売所に料理教室を提供することで、地域活性化をサポートするコンサルティング事業を展開する。

 従来の直売所とは異なる新しい価値提供のできるコミュニティの形成と、直売所を訪れる顧客のニーズ拡充を目指す。地域特産物を活用したレシピ開発なども柔軟にメニューに組み込めるため、地域食材の発信力強化や参加者の「食の大切さ」に対する理解促進なども期待できる。

 ABC Cooking Studioの直営店舗やフランチャイズ展開とは異なり、JAなど導入側が運営主体となる。商標登録申請中の統一ロゴを用いて、地域の特徴を活かした個性豊かな店舗運営を独自に行っていく。

JA掛川市 あぐりきっちん supported by ABC Cooking Studioの外観イメージ(出所:JA三井リース)

 第1号店として、掛川市農業協同組合(静岡県掛川市)が運営する直売所「さすが市」に「JA掛川市 あぐりきっちん supported by ABC Cooking Studio」を2020年1月31日にオープンする予定。今後、直売所の活性化を図り地域の新しいコミュニティの場を広げていくため、全国のJAとの取り組みを広げていく計画。

 JA三井リースは「農林中央金庫をはじめとする系統組織」と「三井物産をはじめとする三井グループ」の2つの個性を併せ持つリース会社として、農業所得拡大・地域活性化に取り組むJAなどへのサポートを強化していく。

──記事冒頭の写真:地域食材を活用して、食卓を彩り豊かに(イメージ) original image: NOBU / stock.adobe.com