地域限定型ソーシャルネットワークサービス(SNS)「マチマチ」を開発・運営するマチマチ(東京都目黒区)は2019年11月27日、東京都小金井市との間で「マチマチfor自治体」に関して協定を締結し、連携を開始したと発表した。マチマチとの連携協定は、多摩地域の自治体では初めてになる。

 マチマチは、居住地・勤務地・出身地を設定し、半径1〜10km以内に地域設定した利用者同士がコミュニケーションを取れるSNS。店舗や病院・医院、小中学校、保育園・幼稚園などの地域の口コミ情報を取得したり、他の利用者の投稿にコメントしたりすることが可能。月間150万人が利用し、20万以上の口コミ情報を掲載する。

 マチマチfor自治体は、市民サービスの向上および地域社会への貢献を目的とした地方自治体向けサービス。マチマチのプラットフォームを活用して市政情報や町会・自治会などの地域活動に関する情報、防犯・防災情報などを広く市民に配信。地域コミュニティの活性化を通じて地域課題の解決をめざす。

 小金井市では、町会・自治会の加入率が年々低下している。また、5月に策定した「小金井市シティプロモーション基本方針」によると、若年層では20〜34歳の転入が多く、特に20〜24歳では大きく転入超過している。その一方で、25〜29歳が最も転出が多く、30歳代では転出が転入を上回っていることが課題となっている。

 今回の連携協定により、町会・自治会情報の見える化による加入促進や、子育て世帯への生きた情報発信を行うことによって定住促進をめざす。また、災害時には地域住民同士の有効な情報交換ツールとして活用されることを期待している。

 これまでマチマチと連携協定を締結した自治体は、東京都渋谷区・豊島区・文京区・港区・中野区・目黒区・江戸川区・品川区・小金井市、埼玉県さいたま市、神奈川県横浜市・川崎市・厚木市、茨城県水戸市・土浦市、千葉県千葉市・習志野市・鴨川市、岐阜県関市、愛知県犬山市、兵庫県神戸市、秋田県湯沢市である。

──記事冒頭の写真:人と地域を結ぶソーシャルネットワークサービス(イメージ) original image: Sushiman / stock.adobe.com