木製のベッドが4台並ぶ

浴室にあるサウナ。左から遠赤サウナ、ロウリュサウナ、よもぎスチームサウナ(写真:塩谷歩波)
浴室にあるサウナ。左から遠赤サウナ、ロウリュサウナ、よもぎスチームサウナ(写真:塩谷歩波)
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 浴室に入ってすぐ左にあるのは、遠赤サウナ。こちらも50~60度と低めの温度設定です。珍しいことに、室内には木製のベッドが4台並んでいます。奥に倒れた背もたれと、湾曲した座面が体にぴったりフィットして、汗をかきつつ気持ちよくてとてもくつろげます。サウナの熱さが苦手な初心者にもオススメのサウナ室です。

遠赤サウナの内部(写真:塩谷歩波)
遠赤サウナの内部(写真:塩谷歩波)
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 続いては、遠赤サウナの隣にあるロウリュサウナ。約8分おきに、サウナストーブに水が自動でかけられます。こちらの温度設定は80~90度ですが、湿度との相性がいいのか、最上段に座ればたちまち汗をかきます。一気に汗が噴き出して、その後は気持ちよく水風呂を楽しめます。最上段でたくさん汗をかく人もいれば、床に座って低めの温度でゆっくり楽しむ人も。いろんな過ごし方ができるサウナ室です。

ロウリュサウナの内部(写真:塩谷歩波)
ロウリュサウナの内部(写真:塩谷歩波)
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 最後はよもぎスチームサウナ。温度設定は約50度ですが、部屋中が真っ白になるほどの蒸気量で、少し過ごしているだけで汗がだらだら。よもぎのいい香りが充満していて、心地よい気分で汗をかくことができます。

よもぎスチームサウナの内部(写真:塩谷歩波)
よもぎスチームサウナの内部(写真:塩谷歩波)
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 3つのサウナで汗をかいた後は、かけ水をして水風呂へ。水風呂は軟水かけ流し。約22度の設定ですが、広々として深さもあるのでもう少し冷たく感じます。肌に優しい軟水なので、肌触りが柔らかでずっと入っていられる心地よさ。休憩はかけ湯の隣にある弧状のベンチで。奥に座ると、足を投げ出してゆったりできます。

水風呂とお風呂。奥側が約42度設定のお風呂(写真:塩谷歩波)
水風呂とお風呂。奥側が約42度設定のお風呂(写真:塩谷歩波)
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かけ湯わきにあるベンチ(写真:塩谷歩波)かけ湯わきにあるベンチ(写真:塩谷歩波)
かけ湯わきにあるベンチ(写真:塩谷歩波)
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 浴室の奥には、アカスリ台がずらりと並んでいます。日中はアカスリのお姉さんたちが何人もいて、にぎやかな様子。ルビーパレスのアカスリは韓国人のスタッフが担当する本格的なもので、アカスリ目当てで来店する人もいるそうです。

 サウナとお風呂で体を温めてからアカスリをすると、アカがじゃんじゃん出てきます。自分の体ってこんなに洗えてないの!? と驚いてしまうほど。アカスリが終わって自分の体をさすってみると、スベスベしていて一日中触っていたくなるような肌触り。日々の疲れも一緒に流されてしまう気持ちよさです。

アカスリ台(写真:塩谷歩波)
アカスリ台(写真:塩谷歩波)
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 4つのサウナや名物アカスリなど、魅力あふれるルビーパレス。後編では、本格韓国料理を楽しめるカフェやレストルームを紹介します。そして、ルビーパレスの経営者に女性専用サウナへのアツい思いを詳しく語っていただきます。

後編はこちら

祝ドラマ化!
このコラムの筆者である塩谷歩波さん原案の「銭湯図解」が、2022年2月3日からひかりTVで「湯あがりスケッチ」としてドラマ化されます。
ドラマ「湯あがりスケッチ」
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筆者 塩谷歩波(えんや・ほなみ)
設計事務所、高円寺の銭湯「小杉湯」を経て、絵描きとして活動。建築図法のアイソメトリックと透明水彩で銭湯を表現した「銭湯図解」シリーズをSNSで発表、それをまとめた書籍を中央公論新社より発刊。レストラン、ギャラリー、茶室など、銭湯にとどまらず幅広い建物の図解を制作。TBS「情熱大陸」、NHK「人生デザイン U-29」など、数多くのメディアに取り上げられている。エッセイ「40℃のぬるま湯につかって」を連載中。好きな水風呂の温度は16℃。

「とことこサウナ散歩」 バックナンバーはこちら