OKEの次はIKEへ

 次はIKE SAUNAゾーン。2種類のサウナと、内気浴、アイスサウナ、シャワーブースが設けられています。

IKE SAUNAゾーンのアイスサウナ(写真手前)とシャワーブース(写真:塩谷歩波)
IKE SAUNAゾーンのアイスサウナ(写真手前)とシャワーブース(写真:塩谷歩波)
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 IKE SAUNAは水盤が設けられたサウナ室。薄暗く、静かな水の音が流れる心落ち着くサウナ室です。ストーブは水盤側に1つと、小型のものが2つ。ブースに分かれていて、個室サウナのように好きなタイミングでロウリュを楽しむことができます。設定温度は低めの72℃ですが、水の流れをぼんやり眺めながら物思いにふけっていると、いつの間にか体じゅうから汗が噴き出しています。

IKE SAUNAゾーンにあるIKE SAUNAの内部(写真:塩谷歩波)
IKE SAUNAゾーンにあるIKE SAUNAの内部(写真:塩谷歩波)
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IKE SAUNAの内部(写真:塩谷歩波)
IKE SAUNAの内部(写真:塩谷歩波)
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 IKE SAUNAゾーンのフォレストサウナ。IKE SAUNAに比べると、とても明るい室内です。サウナストーブにロウリュをすると、一気に熱が室内全体にまわります。下の写真の右奥はやや引っ込んだスペースになっていて、私はここに収まってゆっくりするのが大好きです。温度設定は80℃。

IKE SAUNAゾーンにあるフォレストサウナの内部(写真:塩谷歩波)
IKE SAUNAゾーンにあるフォレストサウナの内部(写真:塩谷歩波)
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 サウナで汗を流し、アイスサウナでクールダウンした後は、IKEとOKEのゾーン間にあるヴィヒタマウンテンでゴロリと転がるのがオススメ。こちらはポンチョを着て過ごすスペースで、男性も女性も利用できます。波打っている木に体を沿わせて目を閉じると、頭がだんだんボヤ〜っとしてきて、今まで悩んでいたことや苦しいことを全て忘れてしまう。そして体の内部が入れ替わるような爽快感を感じて、新しい自分に生まれ変わった気持ちになります。

IKEとOKEのゾーン間にあるヴィヒタマウンテン(写真:塩谷歩波)
IKEとOKEのゾーン間にあるヴィヒタマウンテン(写真:塩谷歩波)
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 個性的なサウナ室、木のぬくもりを感じられる心地いい空間、サウナ後も楽しめるカフェスペースーー。後編では、さまざまな魅力にあふれたSaunaLab Kandaについて、スタッフの岡歩美さんに詳しく伺っていきます。

後編はこちら
筆者 塩谷歩波(えんや・ほなみ)
設計事務所、高円寺の銭湯「小杉湯」を経て、絵描きとして活動。建築図法のアイソメトリックと透明水彩で銭湯を表現した「銭湯図解」シリーズをSNSで発表、それをまとめた書籍を中央公論新社より発刊。レストラン、ギャラリー、茶室など、銭湯にとどまらず幅広い建物の図解を制作。TBS「情熱大陸」、NHK「人生デザイン U-29」など、数多くのメディアに取り上げられている。エッセイ「40℃のぬるま湯につかって」を連載中。好きな水風呂の温度は16℃。

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