エンゲージメントの新たなスタンダードを作るという新発想の事業コンセプト

エンゲージメントやこれからのオフィスのカタチ、そして総務の新しいスタンダードの創出を目指しているとのことですが、それらのあるべき姿やカタチは企業によって異なると思います。その中で共通するポイントはどのようなことでしょうか?

高野氏やはり人が人と一緒に働く“場”を柔軟に最適化していくことが重要だと考えています。ここで言う“場”とは、物理的な場所だけではなく、リモートワーク環境や出会いなどの機会という意味も含みますが、それを実現するために必要なスタンダードを数多く生み出していくことが私たちの使命と捉えています。

働く場に関するあらゆるサービスを提供するという点で、例えばオフィス家具メーカーやファシリティマネジメント企業とはスタンスが全く異なる印象を受けました。

高野氏経営戦略を実行する側に立っている点で、立ち位置は全く異なっていると思います。さらに言えば、私たちはそのような企業を、競合というよりは、経営戦略を実現する最適なソリューションを創造するためのパートナーだと捉えています。場に集う社員の立場はもちろんのこと、経営者の立場、そして場を運営する側の立場も含めた、三方の視点で考え抜いたソリューションをご提供します。また、繰り返しになりますが「新たなスタンダードを作る」という、これまでになかった新しいコンセプトで事業を展開しているという点でも、他に類を見ない企業と言えるのではないでしょうか。

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テーブルもイスも自由に必要によって持ち運ぶことができる

その他に貴社の強みとして紹介できることはありますか?

高野氏私たちの最大の特徴は「自ら運営を持っていること」であり、これがコンセプトを実現する「実現力」として、他社にはない私たち独自の強みになっていると言えます。また、こうした私たちのソリューションやサービスを「真似したいけど、真似できない」ものでなく、「真似したくて、真似できる」ものとして、広く提供していきたいと考えています。例えば、「安全空間×安全習慣」をコンセプトにした感染症対策ソリューションもその1つです。

 これは私たちが実際に「Engagement Lab」(「Engagement Lab」については第1回の記事を参照)で自ら取り組み、試して、改善してきたからこそ言えることですが、ビジョンを語るだけではなく、現場に落とした時にどうなるかということまでお客さまに語れるのも強みだと考えています。

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パートナーとの共創やイベントにも使用できるエントランスラウンジ。カーテンで仕切ることで1人でも5分あれば会議室にすることも可能