「クロラス酸水」を使った対策が感染対策の新たなスタンダードに!?

「クロラス酸水」とは、どのようなものなのでしょうか?

亀井氏食品の殺菌に使われる食品添加物で、「亜塩素酸」とも言われる「クロラス酸」を原料とした液体です。「次亜塩素酸ナトリウム」と名前が似ていますが、まったく別のものになります。「次亜塩素酸ナトリウム」は皮膚への刺激が強いため、取り扱いに注意が必要ですが、「クロラス酸水」は高い抗ウイルス効果がありながら、皮膚に触れてもほとんど無害。さらに紫外線に弱く、放っておけば水に分解されるので、散布後にふき取る必要もなく、非常に扱いやすいことが特長です。

除菌用に広く使われているアルコールと比べるといかがでしょうか?

社員のアイディアで生まれたクロラスサーバー。プラスチック容器の使い捨てを止めることで地球にも優しく、企業のお財布にも優しい
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亀井氏アルコールは、皮脂を溶かすので、手指に使い過ぎると肌荒れを起こすことがありますが、クロラス酸水はその心配もありません。また、アルコール臭のような臭いも無い。飛沫防止のアクリルパネルを拭いてもアルコールのように白く曇ることもないので、オフィス用途に最適です。さらに少量危険物にあたる可能性のあるアルコール消毒液に比べると、保管に気を遣う必要がありません。アルコールに比べて価格がお手頃なのも魅力ですね

感染対策には、有効と考えられるにもかかわらず、あまり存在が知られていないのは不思議ですね。

亀井氏製造できる企業が日本に1社しかないからなのでしょう。ノロウイルス対策として、食品添加物としてはもちろん、カビ対策として食品工場などでは広く使われているのですが、今回のような使われ方はされてきませんでした。そこで、当社では空間除菌様やパートナー会社との協業で「クロラス酸水」を使ったさまざまな感染対策ソリューションを展開していく計画です。そのひとつが10月30日に発表した空調への応用。現在(2020年11月)は、製品化をめざして実証実験を行っているところです。

 私たちは「オフィスの専門家として自分自身で試し、良いと思ったものをお客様に提供していくこと」を標榜していますが、このプロジェクトは、まさにこれを具現化したものだと言えるかもしれません。当初、私は広報担当としてプロジェクトのミーティングに参加していました。しかしB2Bマーケティングや営業に携わってきた経験に基づいて意見を述べているうちに、いつの間にかプロジェクトをけん引する立場になっていました(笑)。

さまざまな感染対策の積み上げとともに、安心を積み上げていく。多様な対策を複合的に実施することが、お客様や働く人たちとのエンゲージメントを高めるカギとなる
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