部屋まで自転車を持ち込めるホテルも駅ビルと直結

 「プレイアトレ土浦」と直結する「星野リゾート BEB5土浦」は、駅ビルの3階から5階までを客室として使用するホテルだ。ここも自転車を押したままで入ることができ、そのままセルフでチェックインして部屋まで自転車を持ち込むことができる。「BEB」は、星野リゾートが「若い世代にもっと旅をしてほしい」という思いから立ち上げたブランドで、「居酒屋以上 旅未満 みんなとルーズに過ごすホテル」といったコンセプトで運営されている。

星野リゾートが2020年10月にグランドオープンさせた「星野リゾート BEB5土浦」のフロントでは、自転車を押したままセルフでチェックインして、自分の部屋のキーカードまで作ることができる
星野リゾートが2020年10月にグランドオープンさせた「星野リゾート BEB5土浦」のフロントでは、自転車を押したままセルフでチェックインして、自分の部屋のキーカードまで作ることができる(写真:元田光一)
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 「星野リゾート BEB5土浦」では、フロントから各フロアの廊下まで自転車を押して移動でき、そのまま廊下に立て掛けておけるようになっている。全90室のうち15室ある「サイクルルーム」では、部屋の中まで自転車を持ち込んで、壁に作られたラックに愛車を掛けて眺めることもできる。汚れをはじく特殊素材の寝具をオプションで利用すれば、ベッドで自転車と添い寝もできるという。その他の部屋でも、サイクルラックを借りれば自転車を持ち込める。

 フロアの共有スペースには自転車用の工具や修理用スタンドが用意されているので、自転車を整備しながら初めて出会った宿泊者同士でいろいろなコミュニケーションが生まれることも多いという。

自転車を押して移動しやすいように、廊下の幅は通常のホテルの1.5倍くらい余裕をとってある。自転車を壁に掛けられる「サイクルルーム」では、ガラス張りのバスルームで湯船に浸かりながらでも自転車を眺められる
自転車を押して移動しやすいように、廊下の幅は通常のホテルの1.5倍くらい余裕をとってある。自転車を壁に掛けられる「サイクルルーム」では、ガラス張りのバスルームで湯船に浸かりながらでも自転車を眺められる(写真:元田光一)
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共有スペースでは、本格的な自転車修理用工具を自由に使って整備ができる
共有スペースでは、本格的な自転車修理用工具を自由に使って整備ができる(写真:元田光一)
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 「星野リゾート BEB5土浦」では、霞ヶ浦の朝焼けを見に行く「朝焼け絶景サイクリング」や鹿島港までサバを釣りに行く「サバイバルサバイシクル」、仕事部屋を用意して家族でレンタサイクルを楽しむ「家族でハマる!輪泊ワーケーションプラン」など、自転車を楽しむさまざまなオリジナル企画も提供している。

 総支配人の大庭祐太氏は、「星野リゾート BEB5土浦」の合言葉は「ハマる輪泊」であるとし、「サイクリング初心者からベテランサイクリストまで、どんな方のニーズにもハマる自転車体験を提供していきます」と語った。

「星野リゾート BEB5土浦」の総支配人 大庭祐太氏も、ロードバイクを所有するサイクリストだ
「星野リゾート BEB5土浦」の総支配人 大庭祐太氏も、ロードバイクを所有するサイクリストだ(写真:元田光一)
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 後編では、まだまだある土浦での自転車の楽しみ方に加えて、「自転車と一緒(ウィズバイク)」のキーワードで全国に広がっている、もう一つの新しい楽しみ方「自転車と一緒に乗る『サイクルトレイン』」について紹介する。

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