日々の健康のため、疲れた心と体を癒やすため、サウナの人気が高まっています。サウナは「サウナ室→水風呂→休憩」を数セット繰り返すと、深いリラックス状態に入り「ととのう」を体感できます。サウナといえば男性が好むイメージがありましたが、サウナブームで多彩なサウナが登場し、男性だけでなく女性の利用客もどんどん増えています。銭湯の元番頭で絵描きの塩谷歩波さんが、全国にある地域色豊かなサウナを訪れ、まちや人との関係を解き明かします。
人口がじわじわと減少し続けている日本。都心部に人口が集中する一方、地方都市などでは空き家の増加が大きな社会問題になっています。空き家が増えればコミュニティは崩壊し、まちの活気が失われていきます。こうした状況に危機感を持ち、行動に移している人々がいます。このコラムでは、空き家に再び生命を吹き込み、まちの活性化をめざす挑戦を取り上げます。
独自の街おこしのやり方があるはずなのに、「前例がないし…」などと思い切ったアイディアが浮かばない――。このコラムは「思考のタガが外れている」街おこし活動に取り組む人に、素人目線でタガ外しのコツを聞いてみようという企画。聞き手は、「思い込みを、脱いじゃおう。」をテーマに常識やあたりまえを疑ってモノづくりや企画を考えるクリエイティブチーム「PANTS」の面々です。毎回、タガが外れた人たちの活動に飛び込んでいきます。
新型コロナ禍で遠出するのが難しくなり、旅行を控えている人も多いのではないでしょうか。しかし、こんな時期だからこそ、「新型コロナが収束したら行きたい、体験したい」と思える場所をご紹介します。それは、まちを楽しみながら、宿泊や食事と言った体験も楽しめる「ホテル」。機能面だけでなく、デザインやホスピタリティなど、ホテルで得られる“体験”にフォーカスしてお伝えします。
地方創生の取り組み中で、多くの地域で「スタートアップ」が誕生している。新しい企業によって雇用機会が増え、競争が活発化することで、地域経済の活性化につながっている。一方で、スタートアップが競争に打ち勝って生き残り、成長を続けていくには、多くの課題や困難を乗り越える必要がある。このコラムでは、地方を舞台に活動するスタートアップに焦点を当て、創業にいたる経営者の熱い思いやビジネスモデルなどを紹介する。
小さな個人店のカウンターをハブ(結節点)として育った人のつながりが、口コミ、SNS、メディアを通じてさらに広がるなど、全国各地で、「マイクロコミュニティ」が新しい文化やビジネスの賑わいを生み出しています。世田谷区経堂の人気イベント酒場「さばのゆ」店主であり、コメディライター&プロデューサーとして活躍する須田泰成氏が、人と人、人と地域、地域と地域のつながりを未来に広げていく事例を紹介していきます。
まちづくりは自治体などの行政だけではなく、デベロッパーやゼネコン、鉄道会社といった多くの民間企業が参画しています。社会インフラなどのハード面でのまちづくりが成熟化した現在では、まちのユーザーである住民や民間企業が主体となっていくことがより望ましいまちをつくっていくことにつながります。そのプレーヤーの中にはこれまでにまちづくりとは無縁と思われた企業の姿も。そうした「意外な企業」の挑戦を紹介します。
2011年に産声を上げたリノベーションスクールでは、全国からあつまった参加者たちが、まちの未来を考えながら実際の空き物件の再生事業を企画します。生み出された企画は実際のまち、建物、オーナーを舞台としたもので、どの町にもつながる未来のヒントでもあります。この連載では、各地のリノベーションスクールでユニットマスターを務める三浦丈典(スターパイロッツ)が、参加者たちの提案のなかで心に残っている物語をお伝えしていきます。
お酒は日本を代表する食文化のひとつです。酒場、酒蔵、ワイナリー、ブルワリー……。全国各地でさまざまなお酒がつくられ、日々多くの場所でたくさんの人たちに飲まれています。酒場は人と人を結び、まちを元気にします。年間2000軒の飲み屋を訪れる酒場案内人の塩見なゆさんが、お酒をテーマににぎわう各地のまちを訪ねます。