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パスワード認証がWebビジネスの足を引っ張る理由(前)

2013/06/04

Thor Olavsrud CIO

 パスワード認証を使っているせいで、Webビジネスの業績が悪化する時代がやって来たかもしれない。プライバシー、データ保護、情報セキュリティポリシーなどを専門とする米調査会社Ponemon Instituteの最近の調査で、消費者がユーザー名とパスワードに愛想を尽かしていることが明らかになった。

 Ponemon Instituteの調査よると、およそ半数の消費者は、認証エラーでWebのサービスを利用できない経験がよくあると回答。その主な原因は、ユーザー名、パスワード、秘密の質問を忘れたことによるものだった。またパスワードのみで認証を行う、システムやWebサイトは信用できないと考えている消費者が少なくないことが分かった。

 Ponemon Instituteの創設者で会長のLarry Ponemon氏は、「ユーザー名とパスワードという古典的な認証方法に消費者の不満が高まる一方なのは当然の成り行きだ」と指摘。「限界が見え始めたこのシステムに代わり、新たな技術や多少複雑な本人確認システムも試してみたいという意欲が消費者に見えてきたのは朗報だ」と話す。

 「ユーザー名とパスワードだけを使ったシステム、Webサイトを信用しないとの回答は全体で46%に上る。セキュリティが簡単に破られると考えているようだ」(同氏)

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