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選手の安全対策からプレー分析まで、NFLのIT戦略をCIOに聞く(前)

2013/06/18

Robert L. Mitchell Computerworld

 現在のNFL(米プロフットボールリーグ)にイノベーションをもたらしているのはアナリティクス(分析)だ。フィールドを駆け巡る選手の移動データをセンサーで収集するなど、さまざまな策を打ち出している。NFLのCIOであるMichelle McKenna-Doyle氏に、その取り組みについて聞いた。

 8万人の大観衆が集まるNFL(米プロフットボールリーグ)の優勝決定戦「スーパーボウル」で、観衆に快適なWi-Fi接続を提供するのは簡単なことではない。だが、NFLのCIOであるMichelle McKenna-Doyle氏(47歳)が今年取り組んだ仕事はそれだけではない。

 現在のNFLにイノベーションをもたらしているのはアナリティクス(分析)だ。フィールドを駆け巡る選手の移動データをセンサーで収集したり、試合中に大きな衝撃を受けるヘルメットについて実験設備で分析して安全対策に反映するなど、同氏はさまざまな策を打ち出している。その取り組みについて話を聞いた。

ITを利用したイノベーションで、現在特に力を入れていることは。

 新たなテクノロジーの登場で、フットボールのプレーそのものに関してもイノベーションが可能となった。特に、選手の健康面と安全面に注目している。選手に何が起きているかを追跡し、健康と安全を維持することは、我々が現在最も力を入れていることの1つだ。

 今年は、試合中に選手のデータを計測する実験を行った。その活用方法についても検討を重ねている。また、ヘルメットが受ける衝撃の分析実験も行った。実験の内容については、NFLの医療責任者からさまざまなアイデアを出してもらっている。

 このほか、次世代の統計データを収集するためのテストも行っている。フィールド内の選手の動きをデータとして把握するというものだ。今年のこうした実験に加え、来年以降もさまざまな試みを考えている。

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